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金足農業、燃ゆ 単行本 – 2020/2/25
中村 計
(著)
あいつら、普段はパッパラパーだけど、野球だけは本気だったから。(女子マネ)
2018年夏の甲子園。エース吉田輝星を擁して準優勝、一大フィーバーを巻き起こした秋田代表・金足農業は、何から何まで「ありえない」チームだった。きかねぇ(気性が荒い)ナインの素顔を生き生きと描き出す、涙と笑いの傑作ノンフィクション。
〈彼らは秋田大会から通じ計十一試合、三年生九人で戦い抜いた。その九人も特別な九人ではない。秋田県内のごく狭い地域、二つの市と一つの郡から集まった選手たちだ。ほとんどの選手が三〇分以内で通学できる範囲に住んでいる。しかも公立高校だ。その上、野球には不利だと言われる雪国でもあった。(中略)現代において、こんなチームが存続していたとは――。〉(プロローグより)
(目次)
ある日のインタビュー 「凶悪な集団」
プロローグ 「二人の勝手」
衝撃 2018年8月8日 1回戦 vs.鹿児島実業
吉田輝星
焼肉 2018年8月14日 2回戦 vs.大垣日大
伝説のコーチ
神風 2018年8月17日 3回戦 vs.横浜
不器用な監督
熱狂 2018年8月18日 準々決勝 vs.近江
バカになる
我慢 2018年8月20日 準決勝 vs.日大三
小さな吉田たち
大敗 2018年8月21日 決勝 vs.大阪桐蔭
エピローグ 「最後の闘争」
著者紹介
中村計(なかむら・けい)
一九七三年、千葉県船橋市生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。ノンフィクションライター。某スポーツ紙をわずか七カ月で退職し、独立。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続経験の真実』(新潮社)で第一八回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社)で第三九回講談社ノンフィクションを受賞。また同書は、二〇一八年度「本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン」第一位に選ばれる。他に『言い訳 関東芸人はなぜM‐1で勝てないのか』(集英社新書、ナイツ塙宣之著)の取材・構成も担当した。趣味は浅草放浪と、6時間弱で走るフルマラソン。
2018年夏の甲子園。エース吉田輝星を擁して準優勝、一大フィーバーを巻き起こした秋田代表・金足農業は、何から何まで「ありえない」チームだった。きかねぇ(気性が荒い)ナインの素顔を生き生きと描き出す、涙と笑いの傑作ノンフィクション。
〈彼らは秋田大会から通じ計十一試合、三年生九人で戦い抜いた。その九人も特別な九人ではない。秋田県内のごく狭い地域、二つの市と一つの郡から集まった選手たちだ。ほとんどの選手が三〇分以内で通学できる範囲に住んでいる。しかも公立高校だ。その上、野球には不利だと言われる雪国でもあった。(中略)現代において、こんなチームが存続していたとは――。〉(プロローグより)
(目次)
ある日のインタビュー 「凶悪な集団」
プロローグ 「二人の勝手」
衝撃 2018年8月8日 1回戦 vs.鹿児島実業
吉田輝星
焼肉 2018年8月14日 2回戦 vs.大垣日大
伝説のコーチ
神風 2018年8月17日 3回戦 vs.横浜
不器用な監督
熱狂 2018年8月18日 準々決勝 vs.近江
バカになる
我慢 2018年8月20日 準決勝 vs.日大三
小さな吉田たち
大敗 2018年8月21日 決勝 vs.大阪桐蔭
エピローグ 「最後の闘争」
著者紹介
中村計(なかむら・けい)
一九七三年、千葉県船橋市生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。ノンフィクションライター。某スポーツ紙をわずか七カ月で退職し、独立。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続経験の真実』(新潮社)で第一八回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社)で第三九回講談社ノンフィクションを受賞。また同書は、二〇一八年度「本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン」第一位に選ばれる。他に『言い訳 関東芸人はなぜM‐1で勝てないのか』(集英社新書、ナイツ塙宣之著)の取材・構成も担当した。趣味は浅草放浪と、6時間弱で走るフルマラソン。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2020/2/25
- 寸法13.2 x 2.4 x 18.9 cm
- ISBN-104163910581
- ISBN-13978-4163910581
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2020/2/25)
- 発売日 : 2020/2/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 336ページ
- ISBN-10 : 4163910581
- ISBN-13 : 978-4163910581
- 寸法 : 13.2 x 2.4 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 395,019位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東北、秋田、農業高校のイメージからすると、純朴な子供たちが一生懸命野球に取り組む姿を想像させられていたが、やりたい放題、言いたい放題、やんちゃな子供たちが日本を感動の渦に巻き込んで大暴れする表舞台と裏部隊が手に取るようにわかった。
2020年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そこに至るまでの軌跡、選手たち・監督・コーチ・家族の裏話です。
どういうチーム、どういう選手だったのか、また選手たちを支えたコーチ・監督目線の話、金農野球部の歴史・伝統、昭和の頃から変わってない(変えていない)彼ら独自のスタイルが書かれていて非常に興味深く読み進めました。
秋田大会やその前からの試合、甲子園での快進撃から旋風を巻き起こした一試合一試合の裏話や選手たちの心情、
対戦した相手チームの選手や監督の話もあり面白かったです。
そして私が勝手に思っていたことが完全に間違いだったということも分かりました。
決勝戦で、自らマウンドを降りたいと言った吉田投手の気持ち。
最後まで投げさせたかった監督の思い。
吉田投手は秋田からずっと一人で投げぬいていて、その采配が問題視されてましたが
私も決勝戦でなぜあそこまでボロボロになっているのに変えないのか?
甲子園で勝ち進むなんて思ってなく控え投手の準備をしてなかったせいで、仕方なく使い続けるしかなかったからでは?と思ってました。
でもそうではなかったことが分かりました。
投手の登板については部外者が立ち入る話じゃないんだってことも。
だってこっちは何も知らないのだから。それを言っていいのは監督だけなんだってことが心から腑に落ちました。
そして投球制限が現実になりつつある今、画一的にルールを決める危うさについて再考する必要性があると感じました。
それにしてもあまりに「きかない」金農野球部おそるべし!
昔よく金農野球部の冬の合宿はえげつけない、雪山ダッシュとか地獄だって聞いたこと思い出しました。
(秋田では有名な話かと)
そして、そこまで頑張っても甲子園に行けないなんて悲惨だなーなんて思ったことがありましたが
金農は甲子園に出れば勝つんですよね。
またいつか旋風を巻き起こす日が来てほしい。
ていうか、もう数年後に彼らが入れば・・きっとある・・と願ってます。
どういうチーム、どういう選手だったのか、また選手たちを支えたコーチ・監督目線の話、金農野球部の歴史・伝統、昭和の頃から変わってない(変えていない)彼ら独自のスタイルが書かれていて非常に興味深く読み進めました。
秋田大会やその前からの試合、甲子園での快進撃から旋風を巻き起こした一試合一試合の裏話や選手たちの心情、
対戦した相手チームの選手や監督の話もあり面白かったです。
そして私が勝手に思っていたことが完全に間違いだったということも分かりました。
決勝戦で、自らマウンドを降りたいと言った吉田投手の気持ち。
最後まで投げさせたかった監督の思い。
吉田投手は秋田からずっと一人で投げぬいていて、その采配が問題視されてましたが
私も決勝戦でなぜあそこまでボロボロになっているのに変えないのか?
甲子園で勝ち進むなんて思ってなく控え投手の準備をしてなかったせいで、仕方なく使い続けるしかなかったからでは?と思ってました。
でもそうではなかったことが分かりました。
投手の登板については部外者が立ち入る話じゃないんだってことも。
だってこっちは何も知らないのだから。それを言っていいのは監督だけなんだってことが心から腑に落ちました。
そして投球制限が現実になりつつある今、画一的にルールを決める危うさについて再考する必要性があると感じました。
それにしてもあまりに「きかない」金農野球部おそるべし!
昔よく金農野球部の冬の合宿はえげつけない、雪山ダッシュとか地獄だって聞いたこと思い出しました。
(秋田では有名な話かと)
そして、そこまで頑張っても甲子園に行けないなんて悲惨だなーなんて思ったことがありましたが
金農は甲子園に出れば勝つんですよね。
またいつか旋風を巻き起こす日が来てほしい。
ていうか、もう数年後に彼らが入れば・・きっとある・・と願ってます。
2020年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金足農業を応援していたので、金農関係の本や雑誌をずいぶん買ったが、この本が一番良かった。というか、リアルだと思った。
いたずらに美化せず、選手たちの本当の姿を紹介しているところに説得力があった。自分も昔、高校野球をやっていたが、とても褒められたものではないところ、情けないところが、多々あった。
金農の選手たちは、もっとずっと立派だけれど、それでもワルの面があったりして、そんなところを書いている書物は他になく、そこがリアルだと思った。
甲子園の試合も初戦から決勝まで、実にきめ細かく分析していて感心した。これを読んで、試合のビデオを見直すと、実に細かなところがわかる。
ただ、選手の扱いにムラがあり、リードオフマンの菅原天空や、バントの名手の斎藤璃玖の扱いがほとんどなかったのが残念だった。また、監督への評価が低いかなと思った。
とはいえ、ほかの書物とは決定的に違っているこの書物はすぐれものだと思う。文章量が多いですが、読みやすく、苦にならなかった。
いたずらに美化せず、選手たちの本当の姿を紹介しているところに説得力があった。自分も昔、高校野球をやっていたが、とても褒められたものではないところ、情けないところが、多々あった。
金農の選手たちは、もっとずっと立派だけれど、それでもワルの面があったりして、そんなところを書いている書物は他になく、そこがリアルだと思った。
甲子園の試合も初戦から決勝まで、実にきめ細かく分析していて感心した。これを読んで、試合のビデオを見直すと、実に細かなところがわかる。
ただ、選手の扱いにムラがあり、リードオフマンの菅原天空や、バントの名手の斎藤璃玖の扱いがほとんどなかったのが残念だった。また、監督への評価が低いかなと思った。
とはいえ、ほかの書物とは決定的に違っているこの書物はすぐれものだと思う。文章量が多いですが、読みやすく、苦にならなかった。
2020年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった! とにかく面白かった! 335P引き込まれて一気に読んでしまった。
あの夏の映像が走馬灯のように蘇り、文章はまるでNHKのドキュメンタリー番組の
ナレーションを聞いているかの如く、不思議な感覚でした。
パズルのピースが一つないと完成しないようにコーチ、監督、女子マネ、部長、校長、OB、県民
準優勝という場にみんなが押し上げくれた事に誰一人欠けることなく皆の力が必要だった事が
この本を読んで良く解りました。
吉田クンが仏頂面していると伊藤コーチ曰く「おやじ呼べ!」って。
選手もコーチも野球勝つために必死だったんだな!
最初から最後まで「えっ!ここまで書いていいの?」と思った箇所が何か所もあった。
事実を書いているから純粋で読者に伝わるんでしょうね。
中村 計さんこの本を書いてくれてありがとう!
再び感動ありがとう!
あの夏の映像が走馬灯のように蘇り、文章はまるでNHKのドキュメンタリー番組の
ナレーションを聞いているかの如く、不思議な感覚でした。
パズルのピースが一つないと完成しないようにコーチ、監督、女子マネ、部長、校長、OB、県民
準優勝という場にみんなが押し上げくれた事に誰一人欠けることなく皆の力が必要だった事が
この本を読んで良く解りました。
吉田クンが仏頂面していると伊藤コーチ曰く「おやじ呼べ!」って。
選手もコーチも野球勝つために必死だったんだな!
最初から最後まで「えっ!ここまで書いていいの?」と思った箇所が何か所もあった。
事実を書いているから純粋で読者に伝わるんでしょうね。
中村 計さんこの本を書いてくれてありがとう!
再び感動ありがとう!
2020年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平成生まれでもド根性にハマる不思議
美談が全く無いエピソード尽くしに何故か心が揺さぶられる不思議
負けん気きかん気の吉田輝星が魅力の塊にしかみえない不思議
鬼コーチや支えた人達とパッパラパーだけど野球だけには本気で真面目だった金農ナイン達のピースがぶつかり弾け飛びいつしかハマっていく不思議
不思議が渦巻いて夢中でp335読みました
野球って苦しいけど楽しいんだな
美談が全く無いエピソード尽くしに何故か心が揺さぶられる不思議
負けん気きかん気の吉田輝星が魅力の塊にしかみえない不思議
鬼コーチや支えた人達とパッパラパーだけど野球だけには本気で真面目だった金農ナイン達のピースがぶつかり弾け飛びいつしかハマっていく不思議
不思議が渦巻いて夢中でp335読みました
野球って苦しいけど楽しいんだな
2020年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活字嫌いな私がのめりこみあっという間に読みました。
準優勝はまぐれではなく、監督コーチ、、仲間がぴったりとかみあって掴み取ったものだと改めて思い知らされました。
特にコーチとの厳しい練習、、文字だけでも大変さがひしひしと伝わりました。
消して秋田、東北の枠を超えてみてもすごい練習量と厳しいさだったのだろうとおもいます。
雪国のハンデも逆手にとって本当にすばらしいと、、、。
まるで映画をみてるような、、ワクワクドキドキを味わえました。
準優勝はまぐれではなく、監督コーチ、、仲間がぴったりとかみあって掴み取ったものだと改めて思い知らされました。
特にコーチとの厳しい練習、、文字だけでも大変さがひしひしと伝わりました。
消して秋田、東北の枠を超えてみてもすごい練習量と厳しいさだったのだろうとおもいます。
雪国のハンデも逆手にとって本当にすばらしいと、、、。
まるで映画をみてるような、、ワクワクドキドキを味わえました。
2020年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発売日を心待ちにしていた本でした。2018年の夏に金足農業と吉田輝星投手に魅了され、たくさんの記事に目を通しましたが、キラリと印象に残る文章に出会うたびに、筆者・中村計の名を目にすることになったのです。「吉田輝星を生んだ金足農 34の絆」(文藝春秋)しかり、Number の「すぐにでもローテに入りたい 吉田輝星、黄金ルーキーの宣誓」や「二軍監督とスカウトが語る 背番号に託された思い」しかり、「あの夏、吉田輝星は覚醒した 金農ナイン、父が証言」(週刊文春)しかり。中村氏の書くものは、とにかく面白い。生き生きしている。そして温かいのです。取材対象が高校球児だろうが保護者だろうが監督だろうが、常に敬意と親しみをもって相手の話をじっくり聴く。相手の未熟さやヤンチャぶり、頑固さに対してなんの偏見も持たずに、むしろ面白がったり感嘆したりしながら本質を掴もうとする。そんな姿勢に、吉田君も仲間たちもコーチたちも、いつしか心を許して飾らない姿を見せていったのかな、と思います。そして私も、「中村さんの書くものなら信頼できる。間違いなく面白いはず」と、迷わず新刊を予約していました。
届いて早速読み始め、すぐに引き込まれて一気に読み切りました。吉田輝星と仲間たちの大半は、ひとことで言ってクソガキ(ごめんなさい)!でも元気で男気に溢れ、負けず嫌いで憎めない、とてつもなくチャーミングな球児たちでした。金足躍進のキーパーソンである伊藤誠コーチへの綿密な取材は、もちろん読み応え抜群でした。けれど、私にとって中村計さんの真骨頂は、女子マネージャーのふたりと中泉一豊監督、そして川和田優斗選手への眼差しにあります。決して華やかなスポットライトの真ん中には立たなかった彼らが、準優勝を飾った金足農業を語る上で欠くことのできない大切な存在だったということを、きちんと示してくださったことに、感謝したいです。中でも、ほんわかした和み感を醸し出す高橋桃佳さんと、尋常でなく聡明で懐の深い金子桃華さんの女子マネコンビ「ダブルももか」に、心からのありがとうとお疲れさまを言いたい!そして、渡辺勉校長も久米信彦部長も、人間味溢れる素晴らしい教育者だな、と思いました。チーム金足2018に惜しみない拍手とブラボーを!!
中身のぎっしり詰まった金足農業奮闘記、一読の価値がある貴重な記録です。あの夏を忘れない!
金足農業を表現するのにアーミッシュを出してくる慧眼に脱帽しました。
将来は、プロ入りしたサムライ吉田輝星の活躍ドラマ第2章も是非書いていただきたいです。
届いて早速読み始め、すぐに引き込まれて一気に読み切りました。吉田輝星と仲間たちの大半は、ひとことで言ってクソガキ(ごめんなさい)!でも元気で男気に溢れ、負けず嫌いで憎めない、とてつもなくチャーミングな球児たちでした。金足躍進のキーパーソンである伊藤誠コーチへの綿密な取材は、もちろん読み応え抜群でした。けれど、私にとって中村計さんの真骨頂は、女子マネージャーのふたりと中泉一豊監督、そして川和田優斗選手への眼差しにあります。決して華やかなスポットライトの真ん中には立たなかった彼らが、準優勝を飾った金足農業を語る上で欠くことのできない大切な存在だったということを、きちんと示してくださったことに、感謝したいです。中でも、ほんわかした和み感を醸し出す高橋桃佳さんと、尋常でなく聡明で懐の深い金子桃華さんの女子マネコンビ「ダブルももか」に、心からのありがとうとお疲れさまを言いたい!そして、渡辺勉校長も久米信彦部長も、人間味溢れる素晴らしい教育者だな、と思いました。チーム金足2018に惜しみない拍手とブラボーを!!
中身のぎっしり詰まった金足農業奮闘記、一読の価値がある貴重な記録です。あの夏を忘れない!
金足農業を表現するのにアーミッシュを出してくる慧眼に脱帽しました。
将来は、プロ入りしたサムライ吉田輝星の活躍ドラマ第2章も是非書いていただきたいです。
2020年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
秋田市出身の母親にプレゼントしました。とても面白い内容で、何回も読み直ししているそうで、よかったです。