私が We are the World を見たのは、小林克也のベストヒットUSAでした。
洋楽を動画で見ることができる、画期的な番組でした。
その中でも最も印象深いもののひとつが 1985年のWe are the World です。
番組は、1981年から1989年まで続いたそうですから、ちょうどその中頃のできごとです。
その意味で、本書の対象となる期間と重なるものがあるため、興味深く読めました。
本書は、アメリカンポップスの流れと、著者がその頂点と主張するイベント We are the World がテーマです。
イベントの白人・黒人の視点も言われてみれば、なるほどという感じでした。
また、We are the World のソロとコーラスの配役は、当時気になっていたところです。
一番印象が強いのがボブ・ディランで、別格の存在なのにあまり重要な役割を与えられていないと思ってました。
ヒューイ・ルイスがかなり重要なポジションにいたのも不思議に思ってました。
本書で説明される We are the World の舞台裏は、とても面白い。
特に、ポインターシスターズのジェーン・ポインターの話は興味深く読みました。
著者が最も主張したかった「呪い」については、残念ながらあまり賛同しませんが、当時のスターたちが一堂に会し、凄いことをやったものだ、あらためて感心してます。
(326)
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥814¥814 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥814¥814 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月8日-10日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月8日-10日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い (NHK出版新書) 新書 – 2015/8/8
西寺 郷太
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥814","priceAmount":814.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"814","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"8wmzUIzkP0iRLO3Lmc0EGoTgWUD4VC461sMPldM%2BYseotiX571faYzTF%2FZc8vvyD4xMNtreDzMWrKDZhspl5l%2BlqzU%2BvRUlbnnXEiiG%2FH74ZsTpwBP3SAGozqWR7ns287jLQRNYUSko%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"8wmzUIzkP0iRLO3Lmc0EGoTgWUD4VC46yPuWhncCpF%2Fhuae9DgeFCTze%2BpcHVZKZAEpx0rd7SZBm97%2F0mjGCgUmv5%2BpovFhzlltNSH37ENxmd81xdD42bS9DEY16SrN8zcppGGlnrbbx27MrTWXkw8XBL%2FfErbscIQsxiHiQAgH1aP4pTfz6bA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
チャリティ・ソングの金字塔が
アメリカン・ポップスの青春を終わらせた?
1985年に発表された〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉は、全米のスターたちが飢餓救済のために集ったチャリティ・ソングの金字塔として名高い。しかし、もしこの曲がアメリカン・ポップスを「終わらせた」張本人だとしたら……。映画音楽に始まるポップスの歴史をやさしくひもときながら、奇跡の楽曲が生まれた背景、その後にもたらされた「呪い」の正体を検証する。
80'sの語り部・西寺郷太が放つ渾身の一冊!
アメリカン・ポップスの青春を終わらせた?
1985年に発表された〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉は、全米のスターたちが飢餓救済のために集ったチャリティ・ソングの金字塔として名高い。しかし、もしこの曲がアメリカン・ポップスを「終わらせた」張本人だとしたら……。映画音楽に始まるポップスの歴史をやさしくひもときながら、奇跡の楽曲が生まれた背景、その後にもたらされた「呪い」の正体を検証する。
80'sの語り部・西寺郷太が放つ渾身の一冊!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2015/8/8
- 寸法11 x 1 x 17.3 cm
- ISBN-104140884673
- ISBN-13978-4140884676
よく一緒に購入されている商品
対象商品: ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い (NHK出版新書)
¥814¥814
最短で6月6日 木曜日のお届け予定です
残り8点(入荷予定あり)
¥814¥814
6月 20 - 22 日にお届け
通常9~10日以内に発送します。
¥836¥836
6月 20 - 22 日にお届け
通常9~10日以内に発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
西寺郷太(にしでら・ごうた)
1973年生まれ。ノーナ・リーヴスのシンガーとして活動する傍ら、作詞・作曲家、プロデューサーとしても注目を集める。また、80年代音楽に関する執筆活動でも人気を博す。著書に『マイケル・ジャクソン』(講談社現代新書)、『噂のメロディ・メイカー』(扶桑社)、『プリンス論』(近刊予定、新潮新書)など。
1973年生まれ。ノーナ・リーヴスのシンガーとして活動する傍ら、作詞・作曲家、プロデューサーとしても注目を集める。また、80年代音楽に関する執筆活動でも人気を博す。著書に『マイケル・ジャクソン』(講談社現代新書)、『噂のメロディ・メイカー』(扶桑社)、『プリンス論』(近刊予定、新潮新書)など。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2015/8/8)
- 発売日 : 2015/8/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4140884673
- ISBN-13 : 978-4140884676
- 寸法 : 11 x 1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,535位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルに惹かれて購入しました。
第4章までとても面白く一気に読みました。アメリカンポップス史の概観はよくまとめられており、いいところに目をつけた記述でとてもよかったと思います。最終第5章の「呪い」については、事実の分析によるひとつのとらえ方で興味深かったです。でも前半に比してちょっと物足りませんでした。「青春」が終わったら次はどうなるのでしょう…
第4章までとても面白く一気に読みました。アメリカンポップス史の概観はよくまとめられており、いいところに目をつけた記述でとてもよかったと思います。最終第5章の「呪い」については、事実の分析によるひとつのとらえ方で興味深かったです。でも前半に比してちょっと物足りませんでした。「青春」が終わったら次はどうなるのでしょう…
2022年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽曲が創られていく過程はとても興味深く面白かったのですが、後半の『呪い』のパートはちょっとこじつけっぽいかな。
2017年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
語り尽くされてきたはずの山ほどのエピソード
それらをかいくぐって まだ語られていなかった手垢のついていない
エピソード 背景 空気感 他では入手できない情報を網羅してくれていて驚愕の一冊でした。
とても勉強になりました
それらをかいくぐって まだ語られていなかった手垢のついていない
エピソード 背景 空気感 他では入手できない情報を網羅してくれていて驚愕の一冊でした。
とても勉強になりました
2021年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故、プリンスは参加しなかったのか? その1点だけが知りたくて購入。そっか、そういう事情で参加しなかった(出来なかった、ではないと思う)のか。以下、感想。
いや、殿下、そんなこと(と言ったら失礼かもしれませんが、でも、そんなこと)、みんな全然気にしないと思いますよ。
いや、殿下、そんなこと(と言ったら失礼かもしれませんが、でも、そんなこと)、みんな全然気にしないと思いますよ。
2015年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分よりひと世代下の著者がこの曲とメイキング映像をつぶさに分析している。もろにリアルタイマーだった自分のように適当に流さずこうして真面目に向き合っているのは、著者がこの曲と出会ったのがとりわけ感受性の強い小学生のころだったというのも関係あるだろう。
先行したバンドエイドの曲と比べたら、いかにもアメリカっぽいけれん味に満ちた曲だったなぁというのが今振り返る印象である。本書を読んで気づいたそのけれん味の正体は、いわゆる「フェイク」。日頃リードボーカルを担当する第一線の個性豊かなアーティストたちが競い合ってこれでもかこれでもかと元メロディを自分の歌で「盛って」いく。プロデューサーのクインシージョーンズもバランスを取るのにさぞかし大変だったことだろう。そういえば、本書によれば当時デビューしたばかりで参加はかなわなかったがこの後頭角を現したというホイットニーヒューストンの歌い方はその延長上の路線。自分はやりすぎ感があって正直苦手だが。当時随一の"変態"アーティストだったプリンスもレコーディングに誘われていたそうだが残念ながら参加はかなわなかった。もし入っていたらいったいどんなエグい歌を披露していただろう。想像するだに楽し恐ろし。
ところで、著者は参加アーティストたちのその後の低迷をこの曲に関連づけて本書のタイトルにしているけれど、この曲自体が「呪い」というよりは、リリース当時普及しつつあったMTVによってアーティストの賞味期限が短くなった(流行るのも廃れるのも早くなった)ということかな、と思う。
この後の「Live Aid」と合わせて、ポップスの歴史のマイルストーンであることはまちがいない。将来「We Haven't Had that Spirits Here Since 1985」なんて歌う人は現れるか。
本書前半の、音楽的には原点でありながらビジネス上で白人たちに「してやられ」続けてきた黒人アーティスト達が相応の権利を取りもどして行くまでの歴史も興味深い。
先行したバンドエイドの曲と比べたら、いかにもアメリカっぽいけれん味に満ちた曲だったなぁというのが今振り返る印象である。本書を読んで気づいたそのけれん味の正体は、いわゆる「フェイク」。日頃リードボーカルを担当する第一線の個性豊かなアーティストたちが競い合ってこれでもかこれでもかと元メロディを自分の歌で「盛って」いく。プロデューサーのクインシージョーンズもバランスを取るのにさぞかし大変だったことだろう。そういえば、本書によれば当時デビューしたばかりで参加はかなわなかったがこの後頭角を現したというホイットニーヒューストンの歌い方はその延長上の路線。自分はやりすぎ感があって正直苦手だが。当時随一の"変態"アーティストだったプリンスもレコーディングに誘われていたそうだが残念ながら参加はかなわなかった。もし入っていたらいったいどんなエグい歌を披露していただろう。想像するだに楽し恐ろし。
ところで、著者は参加アーティストたちのその後の低迷をこの曲に関連づけて本書のタイトルにしているけれど、この曲自体が「呪い」というよりは、リリース当時普及しつつあったMTVによってアーティストの賞味期限が短くなった(流行るのも廃れるのも早くなった)ということかな、と思う。
この後の「Live Aid」と合わせて、ポップスの歴史のマイルストーンであることはまちがいない。将来「We Haven't Had that Spirits Here Since 1985」なんて歌う人は現れるか。
本書前半の、音楽的には原点でありながらビジネス上で白人たちに「してやられ」続けてきた黒人アーティスト達が相応の権利を取りもどして行くまでの歴史も興味深い。
2015年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞広告にもあり、興味があってAmazonで衝動買いしました。
結論から言えば一言、「で…『オチ』は?」
「あの日」、つまり「We are the world 」をレコーディングした日に集まったアーティストは、その出演料は総額すれは天文学的な数字になると言われているものの、ひとつの目的のもとに集まったはず。
歴史的な「あの日」に至るまでの歴史、いわゆる「アメリカンポップス」の歴史や、「We are the world 」 が創作された背景を紹介して、まるで現場に立ち合っているように「あの日」の出来事を語る著者の話は、臨場感がたっぷりで読みごたえがあった。
とは言え一読者として知りたいのは、書名にもある「ウィ・アー・ザ・ワールド」の呪いとは何かということ。
正直読み終えた感想は、例えて言えば、延々と落語の「まくら」を聴かされて、いざこれからという時に、「オチ」がわからないまま終了させられた、ということ。
結論から言えば一言、「で…『オチ』は?」
「あの日」、つまり「We are the world 」をレコーディングした日に集まったアーティストは、その出演料は総額すれは天文学的な数字になると言われているものの、ひとつの目的のもとに集まったはず。
歴史的な「あの日」に至るまでの歴史、いわゆる「アメリカンポップス」の歴史や、「We are the world 」 が創作された背景を紹介して、まるで現場に立ち合っているように「あの日」の出来事を語る著者の話は、臨場感がたっぷりで読みごたえがあった。
とは言え一読者として知りたいのは、書名にもある「ウィ・アー・ザ・ワールド」の呪いとは何かということ。
正直読み終えた感想は、例えて言えば、延々と落語の「まくら」を聴かされて、いざこれからという時に、「オチ」がわからないまま終了させられた、ということ。
2016年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発売から随分経ってしまいましたが、やっと読了。『呪い』の部分はこじつけ感がありますが、若い世代がアメリカ大衆音楽の歴史を知るには良い本だと思います。
筆者があとがきで絶賛していた
スティーヴ・ペリーからダリル・ホールへのバトンリレーの素晴らしさ
これは、私も当時から思っていたことです。この楽曲の中で一番好きなパートです。
筆者があとがきで絶賛していた
スティーヴ・ペリーからダリル・ホールへのバトンリレーの素晴らしさ
これは、私も当時から思っていたことです。この楽曲の中で一番好きなパートです。