「大人が心得ておくべきことを教えてくれた」
スッキリで岸田さんがいじめの話をしているのを見て、購入しました。岸田さんはミヤネ屋でニュースを読んでいるイメージで、アナウンサーさんだと思っていたので、たくさんの親子を取材した記者なのだと知って驚きました。
子どもがいじめを苦に自殺するニュースはもちろん目にするたびに胸がいたむけど、どこか他人事な様な気がしていた今までを猛省。考えれば自分が子どもの頃も、程度の差こそあれ、いじめはありました。今の子どもたちにとって、いじめが日常だということ、そのことを大人が知らずにいることは本当に怖いことなのだと、この本は教えてくれます。そして我が子はいじめにあったら私に話してくれるのだろうか。正直、自信がありません。
この本を読んで、いざという時、子どもが出したサインにちゃんと気づいて助けてあげられるための、色んなヒントや知識をもらいました。
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いじめで死なせない: 子どもの命を救う大人の気づきと言葉 単行本(ソフトカバー) – 2018/6/18
岸田 雪子
(著)
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「ぼくにはずっと黙っていたことがある」
大人が異変に気づき、絶望の淵から救われた子どもたちがいる。
激化するいじめの中で生と死をわけたものは何か。
日本テレビの報道記者、キャスターとして長く教育問題を取材してきた著者が
大人にできることを探る。
微弱なSOSに大人が気づくための「11のきっかけ」。
子どもがいじめを告白した時、親にも実践できる「カウンセリングマインド」。
いじめは「笑いがとれる」という加害側少年の心理と、
その背景に見え隠れする、加害側の親の影響にも斬りこむ。
「いじめサバイバー」の言葉に耳を傾け続けた著者が見出した、
子どもに「明日の希望」を与えるための糸口。
[目次]
はじめに
第一章 いじめの現場をおさえた父
長男に起きた〝異変〟/くしゃくしゃの一万円札/十か月に及んだいじめ
SOSは、微弱電波のように/気づいたサイン、気づかなかったサイン
ぼくが死ななかった理由/「学校、休むか」で開けた世界
第二章 この言葉に救われた
いじめられた子の心は/あなたは命がけで生まれてきた/家族がぼくの命綱
精神科病院で過ごした、不登校時代/あなたは、あなたのままでいい
スクールカウンセラーの相談室の中で/学校に行かなくていい、では足りない
震災でいっぱい死んだから、生きると決めた/津波で失った友
第三章 なぜ、大人に話さないの
絶対話さないのには、わけがある/母娘を近づけた「ハグチケット」
ぼくが絶望した先生の一言/「先回りの育児」がもたらすもの
父と始めた交換日記/子どもを見守る、第三者の目
最期まで言わなかった、自分へのいじめ/今なら絶対、死なせない
第四章 いじめる心の奥にあるもの
初めて証言台で語られたこと/始まりは「仲間」の「遊び」
「性的いじめ」が追いつめる/いじめは「笑いがとれる」という少年
「いじり」と「いじめ」の境界線/いじめないと、いじめられる
同調圧力を克服する「コップの授業」/大人の差別意識は子どもに伝染する
暴力を肯定する大人たち/愛情は、足りているか
第五章 子どもたちは知っている
助けられなかった、親友/体育祭の夜の告白/ぼくは席を立てなかった
LINEで伝えた、「死ぬ準備」/ネットとリアル教室とのギャップ
ひとすじの涙
第六章 いじめから抜け出す
いじめを許さない集団をつくる/教師の感度、という問題
今、ここにある「いじめ」/いじめへの対応力を、評価する
いじめていない、という子には/教師の本業を見極める
スマホで匿名通報、は機能するか/「いじめ認知件数ナンバー1」のアンケート
第七章 親でも実践できるカウンセリングマインド
子どもの変化に気づく、十一のきっかけ/大人の視界から消える「ネットいじめ」
カウンセリングマインドは難しくない/自分を守る力を育てる
親が、まず自分を愛する
おわりに
大人が異変に気づき、絶望の淵から救われた子どもたちがいる。
激化するいじめの中で生と死をわけたものは何か。
日本テレビの報道記者、キャスターとして長く教育問題を取材してきた著者が
大人にできることを探る。
微弱なSOSに大人が気づくための「11のきっかけ」。
子どもがいじめを告白した時、親にも実践できる「カウンセリングマインド」。
いじめは「笑いがとれる」という加害側少年の心理と、
その背景に見え隠れする、加害側の親の影響にも斬りこむ。
「いじめサバイバー」の言葉に耳を傾け続けた著者が見出した、
子どもに「明日の希望」を与えるための糸口。
[目次]
はじめに
第一章 いじめの現場をおさえた父
長男に起きた〝異変〟/くしゃくしゃの一万円札/十か月に及んだいじめ
SOSは、微弱電波のように/気づいたサイン、気づかなかったサイン
ぼくが死ななかった理由/「学校、休むか」で開けた世界
第二章 この言葉に救われた
いじめられた子の心は/あなたは命がけで生まれてきた/家族がぼくの命綱
精神科病院で過ごした、不登校時代/あなたは、あなたのままでいい
スクールカウンセラーの相談室の中で/学校に行かなくていい、では足りない
震災でいっぱい死んだから、生きると決めた/津波で失った友
第三章 なぜ、大人に話さないの
絶対話さないのには、わけがある/母娘を近づけた「ハグチケット」
ぼくが絶望した先生の一言/「先回りの育児」がもたらすもの
父と始めた交換日記/子どもを見守る、第三者の目
最期まで言わなかった、自分へのいじめ/今なら絶対、死なせない
第四章 いじめる心の奥にあるもの
初めて証言台で語られたこと/始まりは「仲間」の「遊び」
「性的いじめ」が追いつめる/いじめは「笑いがとれる」という少年
「いじり」と「いじめ」の境界線/いじめないと、いじめられる
同調圧力を克服する「コップの授業」/大人の差別意識は子どもに伝染する
暴力を肯定する大人たち/愛情は、足りているか
第五章 子どもたちは知っている
助けられなかった、親友/体育祭の夜の告白/ぼくは席を立てなかった
LINEで伝えた、「死ぬ準備」/ネットとリアル教室とのギャップ
ひとすじの涙
第六章 いじめから抜け出す
いじめを許さない集団をつくる/教師の感度、という問題
今、ここにある「いじめ」/いじめへの対応力を、評価する
いじめていない、という子には/教師の本業を見極める
スマホで匿名通報、は機能するか/「いじめ認知件数ナンバー1」のアンケート
第七章 親でも実践できるカウンセリングマインド
子どもの変化に気づく、十一のきっかけ/大人の視界から消える「ネットいじめ」
カウンセリングマインドは難しくない/自分を守る力を育てる
親が、まず自分を愛する
おわりに
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2018/6/18
- 寸法12.7 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104103520116
- ISBN-13978-4103520115
商品の説明
著者について
【著者プロフィール】
岸田雪子(きしだ・ゆきこ)
1970(昭和45)年東京都生まれ。
早稲田大学法学部を卒業後、日本テレビに入社。
報道局社会部文部省(現・文部科学省)担当記者、
政治部自民党担当記者を務めた後、
ディレクターとして「真相報道バンキシャ!」
「NEWS ZERO」の立ち上げに関わる。
2004年より報道キャスターとして「ズームイン!SUPER!!」
「ザ!情報ツウ」「スッキリ!!」「DON!」などのニュースコーナーなどを担当、
BS日テレ「深層NEWS」のメインキャスターも務める。
「情報ライブ ミヤネ屋」では宮根誠司氏との軽妙な掛け合いが話題となった。
2017年からは報道局解説委員として、再び文科省記者クラブを担当。
育児中の日本テレビ社員らで作る子育て支援プロジェクト
「ママモコモ」でも活動している。
岸田雪子(きしだ・ゆきこ)
1970(昭和45)年東京都生まれ。
早稲田大学法学部を卒業後、日本テレビに入社。
報道局社会部文部省(現・文部科学省)担当記者、
政治部自民党担当記者を務めた後、
ディレクターとして「真相報道バンキシャ!」
「NEWS ZERO」の立ち上げに関わる。
2004年より報道キャスターとして「ズームイン!SUPER!!」
「ザ!情報ツウ」「スッキリ!!」「DON!」などのニュースコーナーなどを担当、
BS日テレ「深層NEWS」のメインキャスターも務める。
「情報ライブ ミヤネ屋」では宮根誠司氏との軽妙な掛け合いが話題となった。
2017年からは報道局解説委員として、再び文科省記者クラブを担当。
育児中の日本テレビ社員らで作る子育て支援プロジェクト
「ママモコモ」でも活動している。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2018/6/18)
- 発売日 : 2018/6/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4103520116
- ISBN-13 : 978-4103520115
- 寸法 : 12.7 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 792,029位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 122,632位ノンフィクション (本)
- - 217,235位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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5つのうち3.9つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月27日に日本でレビュー済み
「トリアージ」という言葉がある。災害などの非常時、患者の重症度や緊急度によって、搬送や治療の優先度を色別で表示すること。命の危険が迫り、最優先で治療すべき患者の手首には赤色のタグが付けられる。
いじめ問題における赤色のタグ、つまり最優先事項は、当たり前だが、子どもを「死なせない」ことだ。いじめに遭っている子どもは、一刻も早く救い出さねばならない。遠慮やメンツ、社会通念など、捨てた方がいい。
テレビの報道記者として長い経験を持つ著者は、とにかく「死なせない」という強い思いに突き動かされ、取材先で会った「いじめサバイバー」たちの声に耳を傾けた。どうして踏みとどまることができたのかと。残念ながら命を絶ってしまった犠牲者の親、友人の声からは、いじめの事実を伝えられなかった子どもが実はSOSを発していたことを知る。どうすれば、その微弱なSOSに気づくことができるのか。子どもを「死なせない」ために、大人はどう動けばいいのか。中高生が身近にいる大人ならば、全員に知っていてほしいメソッドや教訓がたくさん載っていた。ネットいじめは大人の認識よりも残酷で、本当に深刻な状況であることもわかった。
いじめは何故なくならないのか、学校や教師の責任は、どこからがいじめなのか、いじめっ子を作らない教育とは、などの議論もあるだろう。しかし、乱暴な言い方をすれば、それらは赤色のタグではない。本書のタイトル通り、何よりも子どもを「死なせない」ことが最優先。大人は、いじめが緊急事態であることを知るべきだと思う。
いじめ問題における赤色のタグ、つまり最優先事項は、当たり前だが、子どもを「死なせない」ことだ。いじめに遭っている子どもは、一刻も早く救い出さねばならない。遠慮やメンツ、社会通念など、捨てた方がいい。
テレビの報道記者として長い経験を持つ著者は、とにかく「死なせない」という強い思いに突き動かされ、取材先で会った「いじめサバイバー」たちの声に耳を傾けた。どうして踏みとどまることができたのかと。残念ながら命を絶ってしまった犠牲者の親、友人の声からは、いじめの事実を伝えられなかった子どもが実はSOSを発していたことを知る。どうすれば、その微弱なSOSに気づくことができるのか。子どもを「死なせない」ために、大人はどう動けばいいのか。中高生が身近にいる大人ならば、全員に知っていてほしいメソッドや教訓がたくさん載っていた。ネットいじめは大人の認識よりも残酷で、本当に深刻な状況であることもわかった。
いじめは何故なくならないのか、学校や教師の責任は、どこからがいじめなのか、いじめっ子を作らない教育とは、などの議論もあるだろう。しかし、乱暴な言い方をすれば、それらは赤色のタグではない。本書のタイトル通り、何よりも子どもを「死なせない」ことが最優先。大人は、いじめが緊急事態であることを知るべきだと思う。
2018年6月27日に日本でレビュー済み
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小学生の子どもがいるのですが、子どもはこんな気持ちでいじめに耐えているものなのか、と涙がとまりませんでした。たくさんの親子の話を深く取材されていて、他のいじめの本では見たことがないリアルさに圧倒されます。いじめる子の、遊び感覚にもぞっとしました。いじめの実態が子ども目線でよくわかりました。
いじめられて死ぬことを考えた子どもに、「あなたは生きているだけで家族を幸せにしてる」というお母さんの言葉がすごく心に残り、自分は同じ言葉がかけられるだろうか、と考えさせられました。
子育て中の人や先生にも読んでほしいです。最後の方に出てくる、子どもの話の聴き方のアドバイスや、子どものSOSに気付くきっかけは、すぐにできそうなので覚えておきます。
いじめられて死ぬことを考えた子どもに、「あなたは生きているだけで家族を幸せにしてる」というお母さんの言葉がすごく心に残り、自分は同じ言葉がかけられるだろうか、と考えさせられました。
子育て中の人や先生にも読んでほしいです。最後の方に出てくる、子どもの話の聴き方のアドバイスや、子どものSOSに気付くきっかけは、すぐにできそうなので覚えておきます。
2018年10月15日に日本でレビュー済み
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取材や調査もよくされているようで、また著者の視点や判断にも共感しました。
先生方や親御さんに一読を薦めます。
先生方や親御さんに一読を薦めます。
2018年9月2日に日本でレビュー済み
まだ子供が3歳と小さいので早いかな?と思いつつ読み進めました。
イジメで起きた悲惨な出来事を入念に取材し、極めて冷静に分析をしている事でイジメと言う枠組みを超えて親として子供にどう接していけば良いか、何をやってはいけないかを考えるきっかけになった本です。
イジメで起きた悲惨な出来事を入念に取材し、極めて冷静に分析をしている事でイジメと言う枠組みを超えて親として子供にどう接していけば良いか、何をやってはいけないかを考えるきっかけになった本です。
2018年8月19日に日本でレビュー済み
本書は、実際に起こったいじめ事件をていねいに記述し、いじめやそれに伴う自殺をなくすため、親や教師など周りの人がどんな点に気をつければよいかを教えてくれる本です。
著者は日本テレビで長年報道に携わってきた人であり、教育現場やいじめ事件に関する長い地道な取材がこの本に結実しています。
本書を読んで、まず驚くのは、「学校ではこんなにいじめが蔓延し、常態化しているのか」ということ。そして、「加害者・被害者はいつ入れ替わってもおかしくないし、そんなに単純に両者を区別できない」、「普通の子でも、いついじめに遭うかわからない」ということ。そのようないじめの実態を、ていねいに記述しています。
いじめで子どもたちが自殺してしまっている、悲しいニュースを何度もニュースで見ますが、私はこれまで、その実態がわかっていなかったことに気づきました。ほんとうに貴重な本と思います。
本書は、いじめの実態をルポするとともに、いじめに気付き、防ぐために、親や教師がどんな点に気を付ければよいか、そして子供たちの気持ちをどう受け止め接すべきかを記述しています。私の場合は、自分自身や子供がいじめを受けたことが(おそらく)ないのですが、この本を読んで、子どもを愛して大事に思う気持ちを改めて持つことができました。
ていねいに事件を追い、いじめやそれに伴う自殺を防ぐために、心をこめて書かれた本です。子どもに関わる親や教師は必読の本であり、お薦めできる良書と思います。
著者は日本テレビで長年報道に携わってきた人であり、教育現場やいじめ事件に関する長い地道な取材がこの本に結実しています。
本書を読んで、まず驚くのは、「学校ではこんなにいじめが蔓延し、常態化しているのか」ということ。そして、「加害者・被害者はいつ入れ替わってもおかしくないし、そんなに単純に両者を区別できない」、「普通の子でも、いついじめに遭うかわからない」ということ。そのようないじめの実態を、ていねいに記述しています。
いじめで子どもたちが自殺してしまっている、悲しいニュースを何度もニュースで見ますが、私はこれまで、その実態がわかっていなかったことに気づきました。ほんとうに貴重な本と思います。
本書は、いじめの実態をルポするとともに、いじめに気付き、防ぐために、親や教師がどんな点に気を付ければよいか、そして子供たちの気持ちをどう受け止め接すべきかを記述しています。私の場合は、自分自身や子供がいじめを受けたことが(おそらく)ないのですが、この本を読んで、子どもを愛して大事に思う気持ちを改めて持つことができました。
ていねいに事件を追い、いじめやそれに伴う自殺を防ぐために、心をこめて書かれた本です。子どもに関わる親や教師は必読の本であり、お薦めできる良書と思います。
2019年11月23日に日本でレビュー済み
子どものいじめには大人が向き合う必要があることを、この本を読んで痛感しました。対応するには知見が必要です。いじめの深刻化を防ぎ、子どもの命や生活を守るために、「親ができること」「学校、教師ができること」が何であるかの最低限のところを知ることができた気がします。小学校中学年以上のお子さんを持つ保護者の方、そして、学校の先生に一読を強くお薦めしたいと思いました。
2018年8月17日に日本でレビュー済み
キャスターとしてニュースを読んでいる岸田さんのイメージですが、
報道記者として現場取材されているからこその、とてもリアルないじめの現実が書かれています。
今、学校現場では何が起きているのか、こどもたちはどう過ごしているのかがよくわかります。
あっという間に読み進めることができました。良書だと思います。
報道記者として現場取材されているからこその、とてもリアルないじめの現実が書かれています。
今、学校現場では何が起きているのか、こどもたちはどう過ごしているのかがよくわかります。
あっという間に読み進めることができました。良書だと思います。