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中国という大難 (新潮文庫 と 26-1) 文庫 – 2013/4/27
富坂 聰
(著)
- 本の長さ443ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/4/27
- 寸法10.7 x 1.7 x 15.1 cm
- ISBN-104101391211
- ISBN-13978-4101391212
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2013/4/27)
- 発売日 : 2013/4/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 443ページ
- ISBN-10 : 4101391211
- ISBN-13 : 978-4101391212
- 寸法 : 10.7 x 1.7 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 782,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国を取り巻く最近の国際環境(特に政治絡みかな)の変化には目まぐるしいものがあります。 本書は、そのような目まぐるしい動きから少し間を置いて、「中国」と言う国の本質を観てみようというものです。 本書を読み進めていくと、「我が国は、本当に厄介な国の隣にあるのだなあ」と嘆息することになろうかと思います。 さて、そこからどう脱却していくのか、難題です。 我々の知恵が試される時期がすぐそこに来ています。
2019年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活字が小さかったので読みにくい。販売時に表現方法はないものか。
2015年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国の、①水不足、②汚職と貧富の差、③13億人の市場、④軍隊(人民解放軍)、⑤日中外交、⑥台湾問題と日本、についての記事です。
かの国が抱える問題としたたかな怖さが判りやすく書かれていて、これまで得てきた断片的な情報をまとめた形で再認識することができました。ただ、記事では、中国共産党のトップはまだ胡錦濤氏で、その後の2〜3年で、南シナ海の問題と米国のアジアに対する関心の高まりという大きな変化があったために、古さを感じてしまう部分が結構あります。このジャンルの本は、賞味期限までの期間が短いのですね、かなり。
経済力がついて軍隊を増強し、国民の上から下まで過剰なほどに自信を持つようになった中国は、第2次世界大戦前の日本のようです。
かの国が抱える問題としたたかな怖さが判りやすく書かれていて、これまで得てきた断片的な情報をまとめた形で再認識することができました。ただ、記事では、中国共産党のトップはまだ胡錦濤氏で、その後の2〜3年で、南シナ海の問題と米国のアジアに対する関心の高まりという大きな変化があったために、古さを感じてしまう部分が結構あります。このジャンルの本は、賞味期限までの期間が短いのですね、かなり。
経済力がついて軍隊を増強し、国民の上から下まで過剰なほどに自信を持つようになった中国は、第2次世界大戦前の日本のようです。
2013年5月22日に日本でレビュー済み
わかりやすい美しい文章で記載されているため、膨大な情報を扱っているにもかかわらず、
400ページの本書であるが、混乱することなく、6時間ほどで読了できた。
共産党の組織や地理等についてもわかりやすい解説からスタートしているので、
中国のことをよく知らない読者も、取り付きやすいと思った。
近年、どこかで見聞してきた中国の恥部を強引に指摘することに集中し、
読者の国粋主義にのみ訴えかけるような、冷静な分析に欠ける本が数多く出版されている。
この本は、それらと一線を画し、幅広い人脈を基に筆者が足を使って取材した情報をもとに、
独自の視点で、冷静に中国の現状を描いていると感じられた。
帯にあるように、親中でも嫌中でもない視点、それが本書の魅力だと思う。
本書で、取材を元に描き出されていく中国の実態は、最終的に結論の多くがopenで残されており、
読者は、本書を読みながら、独自の判断を求められることになる。
内容は、水資源の問題、汚職の問題、格差の問題、人民解放軍の改革の問題、日中外交の問題、
台湾を含んだ日本の外交の問題と多岐にわたる。
このなかで、水資源の問題、人民解放軍の改革の問題、台湾を含んだ日本の外交の問題は本書で、初めて知った。
各章は、独立しても読めるので、特に日本と中国の間の外交の問題に興味がある人は、4−6章を読めばいいと思う。
よく、中国のことを高度経済期の日本のようなという説明を見かけるが、
これは、とんでもなく実態からかけ離れた説明であろう。
そう思っている人は2−3章あたりを読んでもらえばいいと思うが、あまりの実態に、意識が朦朧としてくるであろう。
また、中国の執行部が、いかに難しい判断に迫られながら、国を運営しているかにも驚かされるであろう。
また、親日の台湾というラベルで、台湾を捉える人も、6章を読むと、
高度のスパイ組織を持つ、したたかな台湾国情を知り、驚かされるだろう。
台湾のスパイ組織についての記載など、これまで一度も見かけたことがないので、これは驚きだった。
本書で指摘される、「世界のどの国、民族、地域、集団であっても、存亡に関わる危機に瀕してなお
大人しく座して死を待つことなどありえない」という言葉は、我々日本人にも当てはまるものだと思った。
3.11と民主党による「国家運営の歴史的な大失敗」により、
「国家の崩壊」を覚悟した者も少なくなかったのではないだろうか。
反動として、日本は大きく変貌しつつあり、現在、戦後最大の変貌を起こしている最中である。
しかし、日本の変化のいかんにかかわらず、中国は依然として、隣国としてそびえ立ち、
中国におけるあらゆる問題が、日本に直接降りかかり、日本自身の解決できない国内問題として襲ってくるのである。
長期的な視点にたった、冷静でしたたかな外交が求められている。
中国について興味のある多くの読者にこの本を推薦します。
同時に、扇情的なmediaで中国のことに興味を持った多くの若者に、日本の将来に関わる問題として、
また隣人に振りかかる深刻な問題として、本書のような本で、
中国についての情報を新めて手に入れて直してほしい。
400ページの本書であるが、混乱することなく、6時間ほどで読了できた。
共産党の組織や地理等についてもわかりやすい解説からスタートしているので、
中国のことをよく知らない読者も、取り付きやすいと思った。
近年、どこかで見聞してきた中国の恥部を強引に指摘することに集中し、
読者の国粋主義にのみ訴えかけるような、冷静な分析に欠ける本が数多く出版されている。
この本は、それらと一線を画し、幅広い人脈を基に筆者が足を使って取材した情報をもとに、
独自の視点で、冷静に中国の現状を描いていると感じられた。
帯にあるように、親中でも嫌中でもない視点、それが本書の魅力だと思う。
本書で、取材を元に描き出されていく中国の実態は、最終的に結論の多くがopenで残されており、
読者は、本書を読みながら、独自の判断を求められることになる。
内容は、水資源の問題、汚職の問題、格差の問題、人民解放軍の改革の問題、日中外交の問題、
台湾を含んだ日本の外交の問題と多岐にわたる。
このなかで、水資源の問題、人民解放軍の改革の問題、台湾を含んだ日本の外交の問題は本書で、初めて知った。
各章は、独立しても読めるので、特に日本と中国の間の外交の問題に興味がある人は、4−6章を読めばいいと思う。
よく、中国のことを高度経済期の日本のようなという説明を見かけるが、
これは、とんでもなく実態からかけ離れた説明であろう。
そう思っている人は2−3章あたりを読んでもらえばいいと思うが、あまりの実態に、意識が朦朧としてくるであろう。
また、中国の執行部が、いかに難しい判断に迫られながら、国を運営しているかにも驚かされるであろう。
また、親日の台湾というラベルで、台湾を捉える人も、6章を読むと、
高度のスパイ組織を持つ、したたかな台湾国情を知り、驚かされるだろう。
台湾のスパイ組織についての記載など、これまで一度も見かけたことがないので、これは驚きだった。
本書で指摘される、「世界のどの国、民族、地域、集団であっても、存亡に関わる危機に瀕してなお
大人しく座して死を待つことなどありえない」という言葉は、我々日本人にも当てはまるものだと思った。
3.11と民主党による「国家運営の歴史的な大失敗」により、
「国家の崩壊」を覚悟した者も少なくなかったのではないだろうか。
反動として、日本は大きく変貌しつつあり、現在、戦後最大の変貌を起こしている最中である。
しかし、日本の変化のいかんにかかわらず、中国は依然として、隣国としてそびえ立ち、
中国におけるあらゆる問題が、日本に直接降りかかり、日本自身の解決できない国内問題として襲ってくるのである。
長期的な視点にたった、冷静でしたたかな外交が求められている。
中国について興味のある多くの読者にこの本を推薦します。
同時に、扇情的なmediaで中国のことに興味を持った多くの若者に、日本の将来に関わる問題として、
また隣人に振りかかる深刻な問題として、本書のような本で、
中国についての情報を新めて手に入れて直してほしい。
2015年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
唯我独尊で自分勝手な彼らとどう向き合っていくかが書かれていましたが、まあいわゆる嫌中本のひとつです。
2023年4月8日に日本でレビュー済み
私は、司馬遼太郎氏の「体制がどうであれ、その国が、固有の国土と民族と歴史的連続性をもっているかぎり、原形というものは変わりようがない、と私は思っている」(「ロシアについて:北方の原形」、文春文庫、「雑談として①」、123ページ、1996年)に同意しており、このようなことから約10年前の著作である本書を読みました。すでに本書に対するいくつかのレビューにもありますが、本書は中国(人)の本質を見極めるべく、丹念な取材と豊富な経験、さらには客観的かつ冷静な判断を元に、中国(人)に対する大変深い造詣でもって書かれた良書です。私は、環境問題に関連した仕事をしておりますが、本書の最初のエピソードとして紹介されている水質汚濁、富栄養化、ダム問題は、10年以上の月日を経た現在もなお中国では深刻な環境問題として、行政当局を含めた多様なステークホルダーが取り組み続けている重要課題です。特に、本書で注目している「南水北調」は、その運用、とりわけ水質・環境保全について中国当局も真剣に取り組んでおり、世界中から当該分野の専門家・研究者を集めて意見を求め、健全な管理運営を目指そうとしています(ここ3年ほど、コロナ禍により国際的な往来が難しくなっておりました)。私は、10年以上も前に上梓された本であるとはいえ、現代的な課題にも十分対応し、かつわが国が将来に向けて中国(人)とどうお付き合いするかについての示唆に富んだ本書を、優れた著作としてお薦めしたく思います。また、上記の司馬遼太郎氏の言葉をとらえれば、船橋洋一氏の「内部(neibu):ある中国報告」(朝日文庫、1988年)も大変勉強になり、優れた良書です。
2013年9月28日に日本でレビュー済み
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中国、中国人との付き合い方を考える必要あり。
今後、中国人が日本に流れ込む可能性が高い。今のうちに対策が必要とおもいしらされた。
今後、中国人が日本に流れ込む可能性が高い。今のうちに対策が必要とおもいしらされた。
2013年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国に対して偏見があったと感じた。わかりやすくタイムリーな時に読んだと感じる