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あこがれ (新潮文庫) ペーパーバック – 2018/6/28
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元気娘のヘガティーとやせっぽちの麦くん。寂しさを笑顔で支えあう小学生コンビが、大人の入口で奇跡をよぶ! 渡辺淳一文学賞受賞作。
おかっぱ頭のやんちゃ娘ヘガティ ーと、絵が得意でやせっぽちの麦くん。クラスの人気者ではないけれど、悩みも寂しさもふたりで分けあうとなぜか笑顔に変わる、彼らは最強の友だちコンビだ。麦くんをくぎ付けにした、大きな目に水色まぶたのサンドイッチ売り場の女の人や、ヘガティーが偶然知ったもうひとりのきょうだい……。互いのあこがれを支えあい、大人への扉をさがす物語の幕が開く。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2018/6/28
- 寸法10.7 x 1.05 x 15.1 cm
- ISBN-104101388636
- ISBN-13978-4101388632
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出版社より
あこがれ | ウィステリアと三人の女たち | すべてはあの謎にむかって | みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る― | 【単行本】春のこわいもの | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥605¥605 | ¥539¥539 | ¥544¥544 | ¥825¥825 | ¥1,760¥1,760 |
【新潮文庫】川上未映子 作品 | 水色のまぶた、見知らぬ姉──。元気娘ヘガティーと気弱な麦彦は、互いのあこがれのために駆ける!幼い友情が世界を照す物語。〈渡辺淳一文学賞受賞〉 | 大きな藤の木と壊されつつある家。私はそこに暮らした老女の生を体験する。研ぎ澄まされた言葉で紡ぐ美しく啓示的な傑作短編集。 | 天下国家から茶の間まで、手強い世間に投げつけるキュートで笑える紙爆弾 88 連射!オモロく/うっとり楽しむ傑作エッセイ集。 | 作家川上未映子が、すべての村上作品を読み直し、「村上春樹」の最深部に鋭く迫る。 13 時間に及ぶ、比類なきロングインタビュー! | 感染症大流行(パンデミック)前夜の東京――〈ギャラ飲み〉志願の女性、ベッドで人生を回顧する老女、深夜の学校へ忍び込む高校生、親友を秘かに裏切りつづけた作家……。東京で6人の男女が体験する甘美きわまる地獄巡り。これがただの悪夢ならば、目をさませば済むことなのに。『夏物語』から二年半、世界中が切望していた新作刊行! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2018/6/28)
- 発売日 : 2018/6/28
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 288ページ
- ISBN-10 : 4101388636
- ISBN-13 : 978-4101388632
- 寸法 : 10.7 x 1.05 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 181,839位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、『すべて真夜中の恋人たち』など著書多数。
2019年、第73回毎日出版文化賞受賞した『夏物語』は、20年ニューヨーク・タイムズが選ぶ「今年読むべき100冊」やTIMEの「今年のベスト10冊」などにも選ばれ、現在40カ国以上で刊行が進められている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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直前に読み終わった本が「外道クライマー」で、
そのギャップに戸惑いましたが、読み始めたら止まりませんでした。
小学生高学年のあだ名付の名人麦君と
その名人におならの匂いが紅茶の匂いだったことから
ヘガティーと命名された女の子が主人公のお話です。
第一章が麦君が語り、突然終わってしまいおいおいと思っていたら、
第二章はヘガティーの語りでしっかり続編が始まります。
正直これ程ませた子供はいるかなと思いますが、とても懐かしく読めました。
どうやら川上未映子は毎日かあさんにならずに済んだようです。
津島佑子が亡くなってからは唯一無条件で読める小説家です
ヘガティーはお姉さんに会って何を伝えたかったのか。
思春期ちょっと前の子どもたちの心に寄り添うあたたかい物語。
中瀬ゆかりさん(講談社出版部部長)の案内通り、思春期直前の少年少女たちのピュアな感情が現れていて、物語に吸い込まれました。
話しの中心となる小学生6年生の男の子麦くんと、その友達の女の子ヘガティのそれぞれの憧れ。
特に麦くんの憧れの章は、読み始めて数ページでもう辛くなり、後は本は読み切るという自分の習性と苦手さの分析のためだけに読んだ。
麦くんの章は、登場人物が現実離れした人物設計により没入できず、その結果、子供を真似て作った書きぶりが、ひどくバイアスじみていて、説教臭く(どう、子供っぽいでしょ。その歳の男の子はゆっくり大人になるからヘガティの章より稚拙にしたの。)感じられた。
ヘガティの章はより普通に読め、そこに出てくる麦くんもおかしな人物設計ではなかったが、2人の憧れが作品としてどのように繋がりがあるのか、よくわからなかった。
私の小説というものに対する期待がバイアスとなって作品を楽しむことを妨げているのかもしれないが、特段本作を勧める要素を思いつかない。このような感想が、他の方の高評価に隠れ、紛れてしまうことが救いである。
第二章はヘガティー。屁が紅茶のにおいがしたのでヘガティーだって。女のコなのに小学生らしい残酷なあだ名!そういえば小学生の頃、女のコなのに「検便」というあだ名の子がいた。親しみを込めて検便と呼んでいたのだ。ヘガティーは父子家庭で母の記憶はない。ところがある日、父には前妻が居たことが発覚。その女性との間に姉が居ることを知る。悶々とするが姉にに会いたいと憧れは押さえがたく会いに行く。 思春期前の繊細な感情、懐かしい感覚を思い出しました。ここには大人へのあこがれもあるのかも。