どういった統計数値がどのように作成されるか背景事情を理解して、バッドデータとグッドデータを識別して利用する能力が必要であることが、最近のCovid-19に関するさまざまなデータや確率的地震動予測の発生確率データを通じて痛感させられている。
最も信頼できるのは人口統計であり、経済データ等は見せ方等で印象操作が可能であり、それぞれの発表主体にとってデータは中立ではなくどういうデータが出てくることを期待しているかをよく理解していないと、簡単にバッドデータによる政策実行が正当化されてしまうことがよくわかる。
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ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか (集英社シリーズ・コモン) 単行本 – 2024/1/26
ジョージナ・スタージ
(著),
尼丁 千津子
(翻訳)
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【絶賛!】
政策はAI(人工知能)では作れないことを、徹底的にわからせてくれる。
――藻谷浩介氏(『里山資本主義』)
その数字は、つくり笑いかもしれないし、ウソ泣きかもしれない。
データの表面を信じてはいけない。その隠された素顔を知るための一冊!
――泉房穂氏(前・兵庫県明石市長)
【データの“罠”が国家戦略を迷走させる!? ビッグデータ時代の必読書!】
「データ」や「エビデンス」に基づいてさえいれば、その政策や意思決定は正しく、信用できると言えるのか?
私たちは政府統計を信頼しきっているが、その調査の過程やデータが生み出されるまでの裏側を覗けば、あまりにも人間臭いドタバタ劇が繰り広げられていて驚くはずだ。本書は英国国家統計局にも関わり、政府統計の世界を知りつくす著者が、ユーモア溢れる筆致でその舞台裏を紹介した一冊である。
扱われるのは、英国の移民政策、人口、教育、犯罪数、失業者数から飲酒量まで、実に多彩な事例。それぞれの分野で「ヤバい統計」が混乱をもたらした一部始終が解説される。いずれも、日本でも同じことが起こっているのではないかと思うような話ばかりだ。
現在、この国では「根拠(エビデンス)に基づいた政策決定(EBPM)」が流行り言葉のようになっている。人工知能の発達も急速に進みつつあり、アルゴリズムに意思決定や判断を任せようとの動きも見られる。「無意識データ民主主義」といった言葉も脚光を浴びつつある。しかし本書を読めば、数字やデータだけを頼りに物事を決めることの危うさが理解できるはずだ。
数学や統計学の予備知識はいっさい不要。楽しみながらデータリテラシーが身に着く、いま注目の集英社シリーズ・コモン第3弾!
【目次】
第一章 人々
第二章 質問する
第三章 概念
第四章 変化
第五章 データなし
第六章 モデル
第七章 不確かさ
【著者略歴】
ジョージナ・スタージ
統計学者(英国議会・下院図書館所属)。専門は公共政策の計量的分析。英国国家統計局の人口・移民統計に関する専門家諮問グループの一員。国会議員のために調査を行い、統計の利用法や背景情報を解説する上級統計学者。オックスフォード大学移民観測所の顧問も務める。2011年、オックスフォード大学卒業(英文学)。2013年、マーストリヒト大学修士課程修了(公共政策及び人間開発)。
尼丁 千津子(あまちょう ちづこ)
英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒業。主な訳書に『人工知能時代に生き残る会社は、ここが違う!』『「ユーザーフレンドリー」全史』『馬のこころ』『マッキンゼー CEOエクセレンス』『限られた時間を超える方法』など。
政策はAI(人工知能)では作れないことを、徹底的にわからせてくれる。
――藻谷浩介氏(『里山資本主義』)
その数字は、つくり笑いかもしれないし、ウソ泣きかもしれない。
データの表面を信じてはいけない。その隠された素顔を知るための一冊!
――泉房穂氏(前・兵庫県明石市長)
【データの“罠”が国家戦略を迷走させる!? ビッグデータ時代の必読書!】
「データ」や「エビデンス」に基づいてさえいれば、その政策や意思決定は正しく、信用できると言えるのか?
私たちは政府統計を信頼しきっているが、その調査の過程やデータが生み出されるまでの裏側を覗けば、あまりにも人間臭いドタバタ劇が繰り広げられていて驚くはずだ。本書は英国国家統計局にも関わり、政府統計の世界を知りつくす著者が、ユーモア溢れる筆致でその舞台裏を紹介した一冊である。
扱われるのは、英国の移民政策、人口、教育、犯罪数、失業者数から飲酒量まで、実に多彩な事例。それぞれの分野で「ヤバい統計」が混乱をもたらした一部始終が解説される。いずれも、日本でも同じことが起こっているのではないかと思うような話ばかりだ。
現在、この国では「根拠(エビデンス)に基づいた政策決定(EBPM)」が流行り言葉のようになっている。人工知能の発達も急速に進みつつあり、アルゴリズムに意思決定や判断を任せようとの動きも見られる。「無意識データ民主主義」といった言葉も脚光を浴びつつある。しかし本書を読めば、数字やデータだけを頼りに物事を決めることの危うさが理解できるはずだ。
数学や統計学の予備知識はいっさい不要。楽しみながらデータリテラシーが身に着く、いま注目の集英社シリーズ・コモン第3弾!
【目次】
第一章 人々
第二章 質問する
第三章 概念
第四章 変化
第五章 データなし
第六章 モデル
第七章 不確かさ
【著者略歴】
ジョージナ・スタージ
統計学者(英国議会・下院図書館所属)。専門は公共政策の計量的分析。英国国家統計局の人口・移民統計に関する専門家諮問グループの一員。国会議員のために調査を行い、統計の利用法や背景情報を解説する上級統計学者。オックスフォード大学移民観測所の顧問も務める。2011年、オックスフォード大学卒業(英文学)。2013年、マーストリヒト大学修士課程修了(公共政策及び人間開発)。
尼丁 千津子(あまちょう ちづこ)
英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒業。主な訳書に『人工知能時代に生き残る会社は、ここが違う!』『「ユーザーフレンドリー」全史』『馬のこころ』『マッキンゼー CEOエクセレンス』『限られた時間を超える方法』など。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2024/1/26
- 寸法13.1 x 2.1 x 18.8 cm
- ISBN-104087370038
- ISBN-13978-4087370034
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2024/1/26)
- 発売日 : 2024/1/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4087370038
- ISBN-13 : 978-4087370034
- 寸法 : 13.1 x 2.1 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 83,691位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2024年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
統計ブームで、会社でも「統計的に」とか「データによると」を頭につけて意見する連中が増えました。
が、そもそもその根拠となる数値の選定が間違ってるよねというケースが多いのなんの。
「連中」に反論するよりも、この本の章を提示する方が効果的です。
が、そもそもその根拠となる数値の選定が間違ってるよねというケースが多いのなんの。
「連中」に反論するよりも、この本の章を提示する方が効果的です。
2024年1月29日に日本でレビュー済み
息子が統計学に苦労していたので、分かりやすい入門書を探していて見つけた一冊だが、それとも違った意味で興味深く、これを読ませてみたいと思っているところだ。
著者はイギリスの国家統計局の専門家だそうだが、バツグンに筆が立つ。ほかの統計学の本とはひと味もふた味も違う。つまりエッセイとして面白く、人間がなぜ「数えてみたがる」のか、というあたりまで考えさせられる。
民主主義の本としても読める。データの質が悪ければ、そこからでてくる政策が良いもにになるわけがない。データを権力者に預けたままでいれば、その帰結は・・。
ブレグジットのときのドタバタ劇や、補助金受給者をめぐる大混乱など、具体的なエピソードから学べるところもいい。扱っているのは、国のデータだが、企業が扱うデータでも同じこと。ビッグデータで分かった気になっているビジネスパーソンも、読んだほうがいいだろう。
著者はイギリスの国家統計局の専門家だそうだが、バツグンに筆が立つ。ほかの統計学の本とはひと味もふた味も違う。つまりエッセイとして面白く、人間がなぜ「数えてみたがる」のか、というあたりまで考えさせられる。
民主主義の本としても読める。データの質が悪ければ、そこからでてくる政策が良いもにになるわけがない。データを権力者に預けたままでいれば、その帰結は・・。
ブレグジットのときのドタバタ劇や、補助金受給者をめぐる大混乱など、具体的なエピソードから学べるところもいい。扱っているのは、国のデータだが、企業が扱うデータでも同じこと。ビッグデータで分かった気になっているビジネスパーソンも、読んだほうがいいだろう。
2024年3月4日に日本でレビュー済み
西村博之「エビデンスあるんですか?あなたの感想ですよね?」に反発したくなる時代遅れの思想をアップデート出来ない私立文系左派向けの一般書です。まあ、ウェブ上で本著のレコメンドを書いている人もそのような属性ばかりです。
本書の売り文句である数学や統計学の予備知識はいっさい不要という段階で解散決定です。本当にありがとうございました。
自分自身で検証不可能な時点で騙されている可能性がありませんか?もはや内容を語るまでもありません。微分積分と線形代数と統計学の教科書を読んでから一般書を読んだ方が良いです。疑似科学に騙される人間は義務教育の教科書レベルの科学知識を知らないが故に騙されます。統計学や研究も全く同じです。
書籍の売り文句に書かれている"根拠(エビデンス)に基づいた政策決定(EBPM)や「無意識データ民主主義」"は経済学者の成田悠輔先生を暗に指していると思いますが、キャッチコピーを作った人間は本当に恥ずかしくないのか?と思います。まあ、売るためにバカを釣るには都合の良いキャッチコピーと思いますが、本著に書かれているようなデータの不正や統計処理の不正はデータを扱っている人間には常識であり、成田先生のようなアカデミアは当然のことながら、政策に関わっている官僚達やシンクタンクのエリート達も理解しています。
結局、本著は数字に騙される一般庶民がターゲットであり、政府の発表する数字に騙されていたことに気づいて仲間内が発表するデータのみを信じてエコーチェンバー&陰謀論に走るのがオチではないでしょうか。統計学を理解した上で本著を読むには教養や娯楽として楽しめると思いますが、理解していないのに読んだところで著者の主張するロジックを鵜呑みしているだけに過ぎません。かつてマイケル・ムーアが『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』でブラックショールズ方程式を理解困難な魔術のような数式がリーマンショックを起こした原因として槍玉にあげていましたが、あれぐらい馬鹿げた単純化です(マイケル・ムーア本人も理解していないのに、意図的に事実を捻じ曲げる&単純化して視聴者を誤謬させる演出は彼の得意技である)。どうせ視聴者が理解出来ないし調べもしないと高を括っているんでしょう。
統計学の教科書を読んでください。オライリージャパンの「統計クイックリファレンス」が初学者向けかつ実用的なP値ハックの見抜き方などが書かれています。なんと基本的な数学の復習までセットになっています。その後、微分積分と線形代数を学んでください。そうすれば大学レベルの数式は扱えるようになっているはずです。前述のブラックショールズ方程式も理解できるようになっているでしょう。こんな本を読んでいる暇があれば勉強した方がマシです。
本書の売り文句である数学や統計学の予備知識はいっさい不要という段階で解散決定です。本当にありがとうございました。
自分自身で検証不可能な時点で騙されている可能性がありませんか?もはや内容を語るまでもありません。微分積分と線形代数と統計学の教科書を読んでから一般書を読んだ方が良いです。疑似科学に騙される人間は義務教育の教科書レベルの科学知識を知らないが故に騙されます。統計学や研究も全く同じです。
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結局、本著は数字に騙される一般庶民がターゲットであり、政府の発表する数字に騙されていたことに気づいて仲間内が発表するデータのみを信じてエコーチェンバー&陰謀論に走るのがオチではないでしょうか。統計学を理解した上で本著を読むには教養や娯楽として楽しめると思いますが、理解していないのに読んだところで著者の主張するロジックを鵜呑みしているだけに過ぎません。かつてマイケル・ムーアが『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』でブラックショールズ方程式を理解困難な魔術のような数式がリーマンショックを起こした原因として槍玉にあげていましたが、あれぐらい馬鹿げた単純化です(マイケル・ムーア本人も理解していないのに、意図的に事実を捻じ曲げる&単純化して視聴者を誤謬させる演出は彼の得意技である)。どうせ視聴者が理解出来ないし調べもしないと高を括っているんでしょう。
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