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南の島のティオ (講談社青い鳥文庫) 文庫 – 2012/5/11
「受け取る人がかならず訪ねてくるという不思議な絵ハガキをつくる絵ハガキやさん」など、ティオが島でであったちょっと不思議な出来事や、人々との出会いをさわやかに、美しくつむいだ物語です。いつかゼッタイにこんな島に行きたい、そして、不思議な島でのお話なんだけれども、その島はどこかに本当にあるのではないか?と思えるような気持ちにさせてくれる物語です。
池澤夏樹を青い鳥文庫で!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/5/11
- ISBN-104062852411
- ISBN-13978-4062852418
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商品の説明
著者について
池澤 夏樹(いけざわ なつき)
1945年7月7日北海道生まれ
小説家、詩人。翻訳、書評も手がける。現在は札幌市在住。
『スティル・ライフ』で中央公論新人賞(1987年)、芥川龍之介賞(1988年)を受賞。その他受賞暦多数。夕刊フジ連載の人気コラムをまとめた『池澤夏樹の世界文学リミックス』は2010年度朝日賞、第64回毎日出版文化賞をダブルで受賞。朝日新聞の「終わりと始まり」など、数多くのエッセイ・小説の連載を持つ。
*今作品『南の島のティオ』は第41回小学館文学賞を受賞
スカイ エマ
スカイエマ
イラストレーター
多くの書籍のカバー・挿絵を手がける。
児童書から、文芸書と幅広いジャンルで活躍中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/5/11)
- 発売日 : 2012/5/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062852411
- ISBN-13 : 978-4062852418
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,538,017位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,281位講談社青い鳥文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
1945年、北海道生れ。埼玉大学理工学部中退。
二十代から世界各地を旅し、ギリシャ、沖縄、フランスで暮らす。現在は、札幌在住。公式サイトは[cafe impala]
http://www.impala.jp
1988年「スティル・ライフ」で芥川賞を受賞。詩、小説、随筆、翻訳(英・ギリシャ語)、書評と執筆は多岐にわたる。広く深い文学的教養と理系的知識を土台に、自然と人間の関わりについての示唆に富んだ作品を多く著している。
ワープロ原稿で芥川賞を受賞した初めて作家でもあり、9.11をきっかけに毎日メールマガジンを通じて意見を表明する(『新世紀へようこそ』に収録)など、早くからデジタル・メディアの活用に関心を持つ。2014年からは株式会社ボイジャーと共同で自身の著作の電子アーカイブ化にも取り組んでいる。
主な著書に『母なる自然のおっぱい』(読売文学賞)『マシアス・ギリの失脚』(谷崎潤一郎賞)『ハワイイ紀行』(JTB出版文化賞)『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞)『すばらしい新世界』(芸術選奨文部科学大臣賞)『イラクの小さな橋を渡って』『憲法なんて知らないよ』『言葉の流星群』(宮沢賢治賞)『静かな大地』(親鸞賞)『パレオマニア』等。2003年、著作活動全般について司馬遼太郎賞、「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」の編纂で朝日賞を受賞。
東日本大震災の後は被災地に通い、『春を恨んだりはしない』『双頭の船』『アトミック・ボックス』を執筆。震災をきっかけに日本と日本人について思索したいとの思いから、「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」に取り組み、2014年末から刊行開始。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ここには木下牧子作曲 池澤 夏樹 作詞のティオの夜の旅5曲ともの原点がある。あの合唱曲を歌っている人には必読してほしい
子供の頃の、海で友達と遊ぶ時のあの楽しさとか、水に潜った途端に周りの喧噪が遠くなる感じとか久しぶりに思い出した。
ずいぶん前に行ったポナペは、輝く白砂のビーチと透明な青い海に囲まれた静かで美しい島だった。戦争中この島にいたという男性が奥さんとともに島を訪れているのに居合わせたけど、あのときの老夫婦も初音さんと同じように誰かを迎えに来ていたんだろうか。
鎮魂という意味でも夏に相応しい一冊だ。
時は流れ、もうあの図書館には行くことはないだろうな、、、と。
Amazonって、何でもあるんですね。
初・池澤夏樹さん。
最初は読み進めるのに少し時間がかかったけれど、気付けばティオたちがいる島の風景が
目に浮かぶ様になっていました。
面白いこと、不可思議なこと、もやもやすること、ぐっとくる事….
いろいろ起こります。
南の島での読書にも良いかもしれませんし、そんな場所に思いを馳せながら読むのも
いいですよ。フルーツが沢山入ったアイスティーをお供に。
あとがき、あるいはティオの挨拶で締めくくるという最後がまたよかったです。
なんだか粋な作り。
表紙もすき。また、来年の夏に手に取りたい一冊です。
リアルな南の島を疑似体験したいと思い手に取ったのだが、内容は現実にはあり得ない幻想によって展開されるものも多く、むしろファンタジーの部類だと思う。悪くはないのだが、求めていたものとは違った。