プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥682¥682 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥23¥23 税込
配送料 ¥256 6月9日-10日にお届け
発送元: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。 販売者: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫) 文庫 – 2009/11/13
購入オプションとあわせ買い
怒濤の大阪弁で綴る芥川賞作家デビュー随筆集
純文学界の気鋭として注目を集める著者は、一体何を感じ、見つめ、考えてきたのか。瑞々しい感性と卓越した表現で綴られた、がむしゃらな日常に湧き起こる喜怒哀楽と問いの数々。共感と驚嘆が詰まった、愛らしくて滑稽で深遠な136本を収録。芥川賞作家のデビュー随筆集、初文庫作品。
ドーナツとの激しい距離/サボコを救え!/猫パニック/帰京、もしもし絶対者さん/排水溝の神様おりはりますか/芸術御破算/精神よ、黙って体についていって下さい/刺繡狂想曲あははん/午前四時/退屈凌ぎ自慢in人生/謝ってんのに/浮気相手になりたいのですが/っ頭蓋骨!/私はゴッホにゆうたりたい/宮沢賢治、まるい喪失。/絶唱体質女子で!/家事、なんて難しいの/私が瓦を、瓦も私を、みていた冬/性の感受地帯、破竹のあはん/大島弓子を読めないで今まで生きてきた/さようならサボコ/砂漠、世田谷、銀河/鰯なのだよ/歯で穴をあける/奇跡っつうぐらいのもんで
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/11/13
- 寸法10.8 x 1 x 14.8 cm
- ISBN-104062765055
- ISBN-13978-4062765053
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/11/13)
- 発売日 : 2009/11/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062765055
- ISBN-13 : 978-4062765053
- 寸法 : 10.8 x 1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,152位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 62位雑学・クイズ (本)
- - 246位パズル・ゲーム (本)
- - 1,209位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、『すべて真夜中の恋人たち』など著書多数。
2019年、第73回毎日出版文化賞受賞した『夏物語』は、20年ニューヨーク・タイムズが選ぶ「今年読むべき100冊」やTIMEの「今年のベスト10冊」などにも選ばれ、現在40カ国以上で刊行が進められている。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
病みつきになる文章でつぎはなんだろうとどんな球がくるのだろうかと焦燥感に駆られたり音楽的でリズム感が独特でイントネーション感があり心地良い。
ただの日常生活の延長上の描写に過ぎないがイロトリドリに色彩美に溢れており詩文に長じていて、何かフィギュアスケートの氷上の軌跡のように軽快で躍動感があり楽しい。
文芸で散財して放蕩息子の帰還を果たしそうで恐い、そんな気にさせてくれる一冊。
読み慣れてないと言われたらそれまでですが、読み慣れないと行けないないようでもないかなと思ったので読むの土地でやめました。、
句読点が少ない自由で独特な文体で、やみつきになります。
賛否両論あるかと思いますが、私は好き!
大阪弁で紡がれ、太宰、中原中也、三島、江藤淳、小林秀雄、ゴッホ等々の作家や表現者、音楽家の名前がうじゃうじゃ出てきて、私が心酔する人もいれば、名前だけ知ってる人、詩集を買ったけど未読な人、名前も全く知らない人(新しい出会いに感謝)もいます。
日記に出てきた「蒲生4丁目」は、昨日、退院した祖母を見舞った際に通った大阪市内の有名な交差点。大阪で育ち東京で仕事するという共通点を持つ著者が産み出した言葉の数々に強く引き込まれました。
ドメスティックバイオレンスな大阪の両親と本を一冊も読破しない姉を持ち、高卒で昼は書店、夜は北新地(大阪の高級クラブ街)でかつて働き、日記の文章から想像するに明らかに心を病み東京で働く読書家の文筆歌手、川上未映子氏の3年の軌跡。
日本人が今注目すべき(と思う)作家の辺見庸氏が芥川賞作家なので、同賞を受賞した著者の手掛けた本著を読みましたが、同じ2006年に発売された本著と辺見氏の著書に「自らの形骸を廃す」と遺書を残して自殺した江藤淳氏の名が上がるのも何かの必然でしょう。
辺見庸氏、ゴッホ、ベートーベン、三島の生き様と作品に強い重力を感じる私にとって本著は同様に強い重力を持って私の心を捉え、「あんた、後悔せえへん生き方しいや!」と言われた気がします。
芥川賞受賞の「乳と卵」も著者が手がけた音楽CDもまだ手にしていませんが、ゴッホの生き様に自分の生き様を少なからず重ね、表現せずには生きられないから表現する著者の生き様と作品を追いかけてみたいと思います。