今まで酸化・還元とか考えないで生きてきたけど、実は、これがとても重要なところだ、というのが少しわかりました。
エネルギーや電子の流れというか、生命活動って面白いなぁと思いました。
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光合成とはなにか―生命システムを支える力 (ブルーバックス) 新書 – 2008/9/19
園池 公毅
(著)
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小学校の理科の時間に誰もが習う「光合成」は、タンパク質やDNA・RNAといった分子レベルの生物学だけではなく、量子力学という物理学や、酸化還元といった化学など、実はたいへん広い学問分野の研究が必要な、一筋縄ではいかない植物の生き方です。光のエネルギーで生きるために、葉緑体の中ではどのようなことが行われているのでしょうか? それは、我々動物とはまったく異なっているのでしょうか?
光合成を知ることは、生命を理解することだ 地球の生物を支える光合成は、実は動物の呼吸とほとんど同じ仕組みです。光合成を理解することで、生命の起源とその驚くべき精緻な仕組みを知ることが出来ます。
光合成を知ることは、生命を理解することだ 地球の生物を支える光合成は、実は動物の呼吸とほとんど同じ仕組みです。光合成を理解することで、生命の起源とその驚くべき精緻な仕組みを知ることが出来ます。
- ISBN-104062576120
- ISBN-13978-4062576123
- 出版社講談社
- 発売日2008/9/19
- 言語日本語
- 寸法11.4 x 1.3 x 17.4 cm
- 本の長さ264ページ
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/9/19)
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- 言語 : 日本語
- 新書 : 264ページ
- ISBN-10 : 4062576120
- ISBN-13 : 978-4062576123
- 寸法 : 11.4 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 121,455位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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昭和36年東京生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。理化学研究所特別研究生、東京大学理学部助手、東京大学新領域創成科学研究科准教授を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は植物生理学、特に光合成。
植物の光合成について主に生理学の視点から研究を進めるとともに、サイト「光合成の森」などにより、一般向けに光合成の紹介を行なっている。また、和歌の披講や装束の衣紋といった伝統文化の伝承にも携わり、新年の宮中行事の一つである歌会始の儀の披講所役を四十年近くにわたって務めている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月1日に日本でレビュー済み
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大学でも一般教養科目レベルを超えた内容(と思います)。一般向け図書としては、やや詳細すぎるのではないか?
2020年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
秋から冬にかけて、この時期は、開花する植物は、草本、木本も少なくなります。
そこで、観察会の講師のかたから、なぜ、落葉するのか、なぜ、紅葉(黄葉)するのかから、
光合成についてまでのお話を伺いましたが、なんとなく、釈然としませんでしたので、いつもの、
ネット検索で、寺島一郎先生の光合成が、運よくヒットしまして、少し、学術的に勉強したいと思って
購入しました。BLUE BACKSの、光合成とはなにか、も一緒に購入で、これで、植物の生命について、
現在しっかり、熟読しています。講師の先生のお話で、すっかり、光合成に、はまりました。
そこで、観察会の講師のかたから、なぜ、落葉するのか、なぜ、紅葉(黄葉)するのかから、
光合成についてまでのお話を伺いましたが、なんとなく、釈然としませんでしたので、いつもの、
ネット検索で、寺島一郎先生の光合成が、運よくヒットしまして、少し、学術的に勉強したいと思って
購入しました。BLUE BACKSの、光合成とはなにか、も一緒に購入で、これで、植物の生命について、
現在しっかり、熟読しています。講師の先生のお話で、すっかり、光合成に、はまりました。
2021年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知識習得目的で購入、分かりやすく説明されている。理解難度は私読み手の理解力による。平易にかみ砕いて記述出来ることは書く人が本当に理解出来ているのだと思います。
2019年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書において、「光合成」を説明する前段として、「呼吸」を説明している。
本書曰く、「呼吸に光変換ユニットをくっつけたものが光合成であると言ってもおかしくないぐらいです」。
実際に、原核生物であるシアノバクテリアでは、光合成の電子伝達系の一部と呼吸の電子伝達系の一部が共有されているという。
高校の生物の授業で呼吸、光合成が扱われた際、妙な違和感を覚えた。
呼吸においては、ATPは「解糖系」ではあまり合成されず、「電子伝達系」において大量に合成されるという。
光合成においては、「明反応」ではグルコースが生成されず、「暗反応」においてグルコースが生成されるという。
高校の授業では、「解糖系」「クエン酸回路」「電子伝達系」(及び「明反応」と「暗反応」)はそれぞれ独立しているもののような印象を受け、
その上で、グルコースの分解と関係のない反応において主にATPが得られ、また、光が必要でない反応においてグルコースが生成される、という説明に釈然としなかったものである。
このような疑問を持つ初学者にも理解できるよう、本書においては、「酸化還元」から説明がされている。
「電子(還元する力)は酸化還元電位という数値が低い物質から高い物質へと流れる」。
どうやら、これが呼吸や光合成を考える元となる。
本書を通じて書かれていたことを自分なりに理解して整理すると、
「エネルギーを貯める」とは、換言すれば、エネルギーを使うことによって通常の電子の流れの逆の状態を作っておくことである。
すなわち、本来なら電子は酸化還元電位が低い物質(マイナス)から高い物質(プラス)へと流れる反応を行いながらエネルギーを放出していくのであるから、この逆の反応を、予めエネルギーを与えて無理に行わせることにより、卑俗な例えで言うと、モノを持ちあげて位置エネルギーを与えておき、それを将来、運動エネルギーとして使う(=通常の反応を自発的に行わせる)、というイメージである。
呼吸では、解糖系及びクエン酸回路において“段階的に“得られたエネルギーを基に、“段階的に“作られた還元剤(NADH)を使って、電子伝達系において、電子伝達の共役反応を利用してプロトンをマトリックス(ミトコンドリアの内幕)を挟んで強制的に通過させ、プロトンの濃度勾配を作っておき、次いで、出来上がった濃度勾配の高い方から低い方へとマトリックスを通過するプロトンの流れを利用してマトリックスに埋め込まれたATP合成酵素が回転、この動きによりATPが作成される。
光合成の明反応においても呼吸の電子伝達系と同様のことが行われるが、光合成の場合は、呼吸の場合と違い、酸化還元電位がプラスである水から反応をスタートし、酸化還元電位がマイナスのNADPH(還元剤)を合成するため、光のエネルギーを使って、途中2段階に渡って、酸化還元電位の高低の逆の動きを電子に行わせる(写真)。
この際、光のエネルギーが2段階に渡って電子を励起させる際のイメージは、アインシュタインの唱えた「光電効果」で説明されている。
明反応で作られた還元剤とATPを使って暗反応において、ルビスコが働くカルビン回路で二酸化炭素が固定されることとなる。
紙数の関係で控えるが、P3・P4植物(ルビスコが二酸化炭素と結びつかずに酸素と結びつくことによって、その修正のためにやむなく起こる無駄な「光呼吸」を、二酸化炭素濃縮機能付きのカルビン回路を使うことによって抑える仕組み)、葉緑体の基となったシアノバクテリアが光化学系Ⅱ及び光化学系Ⅰを併せ持つことによって水を分解できるようになったこと(電子及びプロトンの供給源を、無尽蔵に存在する「水」に求められるようになったこと)、明反応においてせっかく励起させた電子が逆流しないようにするための仕組み、等々、かなり痒いところにまで手の届く解説書になっている
なお、2008年のこの本の発行現在においては、水を分解するマンガンクラスタの「ゆがんだ椅子」の構造はまだ不明であったようで、この、古くて新しい分野は、現在進行形であることを改めて実感した次第である。
本書曰く、「呼吸に光変換ユニットをくっつけたものが光合成であると言ってもおかしくないぐらいです」。
実際に、原核生物であるシアノバクテリアでは、光合成の電子伝達系の一部と呼吸の電子伝達系の一部が共有されているという。
高校の生物の授業で呼吸、光合成が扱われた際、妙な違和感を覚えた。
呼吸においては、ATPは「解糖系」ではあまり合成されず、「電子伝達系」において大量に合成されるという。
光合成においては、「明反応」ではグルコースが生成されず、「暗反応」においてグルコースが生成されるという。
高校の授業では、「解糖系」「クエン酸回路」「電子伝達系」(及び「明反応」と「暗反応」)はそれぞれ独立しているもののような印象を受け、
その上で、グルコースの分解と関係のない反応において主にATPが得られ、また、光が必要でない反応においてグルコースが生成される、という説明に釈然としなかったものである。
このような疑問を持つ初学者にも理解できるよう、本書においては、「酸化還元」から説明がされている。
「電子(還元する力)は酸化還元電位という数値が低い物質から高い物質へと流れる」。
どうやら、これが呼吸や光合成を考える元となる。
本書を通じて書かれていたことを自分なりに理解して整理すると、
「エネルギーを貯める」とは、換言すれば、エネルギーを使うことによって通常の電子の流れの逆の状態を作っておくことである。
すなわち、本来なら電子は酸化還元電位が低い物質(マイナス)から高い物質(プラス)へと流れる反応を行いながらエネルギーを放出していくのであるから、この逆の反応を、予めエネルギーを与えて無理に行わせることにより、卑俗な例えで言うと、モノを持ちあげて位置エネルギーを与えておき、それを将来、運動エネルギーとして使う(=通常の反応を自発的に行わせる)、というイメージである。
呼吸では、解糖系及びクエン酸回路において“段階的に“得られたエネルギーを基に、“段階的に“作られた還元剤(NADH)を使って、電子伝達系において、電子伝達の共役反応を利用してプロトンをマトリックス(ミトコンドリアの内幕)を挟んで強制的に通過させ、プロトンの濃度勾配を作っておき、次いで、出来上がった濃度勾配の高い方から低い方へとマトリックスを通過するプロトンの流れを利用してマトリックスに埋め込まれたATP合成酵素が回転、この動きによりATPが作成される。
光合成の明反応においても呼吸の電子伝達系と同様のことが行われるが、光合成の場合は、呼吸の場合と違い、酸化還元電位がプラスである水から反応をスタートし、酸化還元電位がマイナスのNADPH(還元剤)を合成するため、光のエネルギーを使って、途中2段階に渡って、酸化還元電位の高低の逆の動きを電子に行わせる(写真)。
この際、光のエネルギーが2段階に渡って電子を励起させる際のイメージは、アインシュタインの唱えた「光電効果」で説明されている。
明反応で作られた還元剤とATPを使って暗反応において、ルビスコが働くカルビン回路で二酸化炭素が固定されることとなる。
紙数の関係で控えるが、P3・P4植物(ルビスコが二酸化炭素と結びつかずに酸素と結びつくことによって、その修正のためにやむなく起こる無駄な「光呼吸」を、二酸化炭素濃縮機能付きのカルビン回路を使うことによって抑える仕組み)、葉緑体の基となったシアノバクテリアが光化学系Ⅱ及び光化学系Ⅰを併せ持つことによって水を分解できるようになったこと(電子及びプロトンの供給源を、無尽蔵に存在する「水」に求められるようになったこと)、明反応においてせっかく励起させた電子が逆流しないようにするための仕組み、等々、かなり痒いところにまで手の届く解説書になっている
なお、2008年のこの本の発行現在においては、水を分解するマンガンクラスタの「ゆがんだ椅子」の構造はまだ不明であったようで、この、古くて新しい分野は、現在進行形であることを改めて実感した次第である。
2019年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本なんて普段読まないのに、なんとなくKindleのサンプルをダウンロードしてみた。冒頭からなんだか面白く、興味本位で購入。勉強してこなかったから、たまに構造や仕組みで「!?」ってなるけど、作者は前の章で述べたとか、飛ばして良いよとか書いてくれるので読み進めて読み返してるうちに分かる。例えの絶妙さと言葉使いが優しくて、分かりやすい!こんな先生に会いたかった!
まじで。
まじで。
2013年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容的には、非常に難解だと思います。物理や化学の知識が全くない者にとっては理解不能です。しかし、筆者の光合成研究に対する熱意、真摯な態度が感じられ好感が持てます。難解な内容をできるだけ易しく伝えようとしつつ、しかし、読者に媚びようとせず、光合成について熱く語られています。
2018年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
光合成について詳しく知ることができる一冊。
とても複雑な光合成の過程や仕組みがとても分かりやすく書かれており、とても分かりやすい。
とても複雑な光合成の過程や仕組みがとても分かりやすく書かれており、とても分かりやすい。