心霊・怪異・異能を扱う探偵モノだが推理要素は特にない
戦闘は小田桐くんが寝てる間に全部終わる(ので特に1巻は読みづらかった)
じゃあ何を楽しむのかって、
わざわざ最悪な展開を選んで登場人物全員不幸になるのを繭さんと一緒に楽しむ小説です。
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B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 あ 11-1-1) 文庫 – 2010/1/30
残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー!
「繭墨あざかは殺される運命にあるんだよ」。強力な異能者である『繭墨あざか』として生まれた少女は告げた。僕、小田桐勤の上司である彼女は、尊大な態度で真理しか口にしない。常にゴスロリ服を着て、チョコレートばかり食べ、僕が悲惨な目に遭おうとも笑っていられる少女だ。だけど、いつも僕の傍にいてくれる。だから願った。「生きたい」と――第11回えんため大賞「優秀賞」受賞作が堂々登場!
「繭墨あざかは殺される運命にあるんだよ」。強力な異能者である『繭墨あざか』として生まれた少女は告げた。僕、小田桐勤の上司である彼女は、尊大な態度で真理しか口にしない。常にゴスロリ服を着て、チョコレートばかり食べ、僕が悲惨な目に遭おうとも笑っていられる少女だ。だけど、いつも僕の傍にいてくれる。だから願った。「生きたい」と――第11回えんため大賞「優秀賞」受賞作が堂々登場!
- 本の長さ424ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2010/1/30
- 寸法10.5 x 1.9 x 15 cm
- ISBN-104047262862
- ISBN-13978-4047262867
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2010/1/30)
- 発売日 : 2010/1/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 424ページ
- ISBN-10 : 4047262862
- ISBN-13 : 978-4047262867
- 寸法 : 10.5 x 1.9 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 357,969位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2009年、『B.A.D -繭墨あざかと小田桐勤の怪奇事件簿-』で第11回エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞を受賞。同作を『B.A.D.1 繭墨は今日もチョコレートを食べる』へと改稿・改題し、翌年の2010年にファミ通文庫よりデビュー。漫画原作・文芸作品んも含め五十作以上を書く。MF文庫J様より「カルネアデス」シリーズ続刊中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、この本はタイトルの通り多少ではありますがグロい描写があります。
まぁ本の中で血が出てくることは日常茶飯事ですねw
主人公も腹の中に『鬼』を孕んでいますし…。
・・・とまぁこの本のグロい部分について書いてみましたが、
話自体はとても面白いです。
「繭墨あずさ」という少女と事件を一緒に解決していくという結構普通な話の進め方ですが、
事件の内容が奇怪と言うかオカルトチックと言うか…
たとえて言うなら科学では解明できないというような事件ばかりですので
そこも個人的には珍しいんじゃないかな?って思って高評価ですね。
この本はシリーズ化されているので全巻そろえようと思っています。
個人的にはお勧めです。多少のグロいところがなんともなければ買って損は無いと思いますよ。
まぁ本の中で血が出てくることは日常茶飯事ですねw
主人公も腹の中に『鬼』を孕んでいますし…。
・・・とまぁこの本のグロい部分について書いてみましたが、
話自体はとても面白いです。
「繭墨あずさ」という少女と事件を一緒に解決していくという結構普通な話の進め方ですが、
事件の内容が奇怪と言うかオカルトチックと言うか…
たとえて言うなら科学では解明できないというような事件ばかりですので
そこも個人的には珍しいんじゃないかな?って思って高評価ですね。
この本はシリーズ化されているので全巻そろえようと思っています。
個人的にはお勧めです。多少のグロいところがなんともなければ買って損は無いと思いますよ。
2012年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こちらのレーベル、某アニメ化された作品を読んだことが
あったんですけど、あれと比較したら正反対な作風で驚きました。
文学しよう!って感じで。
ラノベとしてみれば、あまり売れないのかもしれないですけど、
こういう方をデビューさせようっていうのは、編集の本に対する
良心は一応あるんだなって思います。
あったんですけど、あれと比較したら正反対な作風で驚きました。
文学しよう!って感じで。
ラノベとしてみれば、あまり売れないのかもしれないですけど、
こういう方をデビューさせようっていうのは、編集の本に対する
良心は一応あるんだなって思います。
2011年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京極夏彦とか道尾秀介とかの作品を読んでいて
久しぶりに軽いノベルズもいいかなぁ〜と
レビューを参考に購入。はまりました。
一つ一つの話がだんだん終息するにつれて、
つながっていく…あっという間に読了。
慌てて次の巻以降を大人買いしました。
1巻が気に入ったなら読んで損はないです。
内容は現代人の問題を想像できない発想で描いています。
だから話は限りなくダークですが、
世界観が読むにつれて深く深く入り込んでいきます。
乙一とか京極夏彦の作品が好きな人はハマるかも。
久しぶりに軽いノベルズもいいかなぁ〜と
レビューを参考に購入。はまりました。
一つ一つの話がだんだん終息するにつれて、
つながっていく…あっという間に読了。
慌てて次の巻以降を大人買いしました。
1巻が気に入ったなら読んで損はないです。
内容は現代人の問題を想像できない発想で描いています。
だから話は限りなくダークですが、
世界観が読むにつれて深く深く入り込んでいきます。
乙一とか京極夏彦の作品が好きな人はハマるかも。
2012年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
幻想小説が読みたくてこの作品が薦められていたので買いました。
しかし読めども読めども興味を惹かれず……。
最後の方は面白いと思えるところもあるのですが、設定といい人物といい練り込みが足りず、
ずっと既視感が拭えませんでした。
設定は京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」や奈須きのこの「空の境界」のような要素が見られるのですが、
それらの上っ面をなぞっているように感じました。
幽霊だの鬼だのを扱う作品に言っても栓もなき事なのですが、なぜそうなるのかという疑問が湧いたり……。
また個人的に非常に気になったのが文章で、基本的には可もなく不可もないのですが
所々で冗長であったりとか、文が抜けているんじゃないかと思うような判りづらい箇所があったのが良くないです。
全く面白くないという事ではないのですが、売りとなるような部分が見当たらず他人に薦められる程ではないと思います。
しかし読めども読めども興味を惹かれず……。
最後の方は面白いと思えるところもあるのですが、設定といい人物といい練り込みが足りず、
ずっと既視感が拭えませんでした。
設定は京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」や奈須きのこの「空の境界」のような要素が見られるのですが、
それらの上っ面をなぞっているように感じました。
幽霊だの鬼だのを扱う作品に言っても栓もなき事なのですが、なぜそうなるのかという疑問が湧いたり……。
また個人的に非常に気になったのが文章で、基本的には可もなく不可もないのですが
所々で冗長であったりとか、文が抜けているんじゃないかと思うような判りづらい箇所があったのが良くないです。
全く面白くないという事ではないのですが、売りとなるような部分が見当たらず他人に薦められる程ではないと思います。
2018年6月15日に日本でレビュー済み
私は初めの2,3巻の間、決してこの作品が好きではありませんでした。元々兄が買っていたものを乱読していた内の一冊で、当時はとにかく楽しく読めるラノベがお気に入りだったということもあると思います。そんな中でこの若干鬱々した世界観は合わなかったのです。しかし惰性で読み進め、3巻ぐらいに至った時、この本が私のお気に入りになっていることに気付きました。ですから、1巻だけで判断に迷った方がいたらもう少しだけ、購読してみて欲しいと私は思います。このシリーズ以来の綾里けいしさんファンでした。
2011年5月16日に日本でレビュー済み
表紙買いしました。
ちょっとダークなイメージがあったのでどうかと思いましたが、ほどよいダークさだったので満足しました。
キャラ付けするための前半部と本質の後半部と分かれているのでそこがこの本のネック。
個人的に本は移動中に読むので、物語の回想が入ると読んでいてどっちの時間軸なのか分からなくなる後半でちょっと読みにくかったかなぁ。
ただ、後半がないと成り立たないのでちょっともどかしかった。
展開は気になったので2巻は買いました。
今後に期待です。
ちょっとダークなイメージがあったのでどうかと思いましたが、ほどよいダークさだったので満足しました。
キャラ付けするための前半部と本質の後半部と分かれているのでそこがこの本のネック。
個人的に本は移動中に読むので、物語の回想が入ると読んでいてどっちの時間軸なのか分からなくなる後半でちょっと読みにくかったかなぁ。
ただ、後半がないと成り立たないのでちょっともどかしかった。
展開は気になったので2巻は買いました。
今後に期待です。
2011年8月11日に日本でレビュー済み
既刊長編6巻、短編1巻の「『B.A.D.』(Beyond Another Darkness)」ですが、このタイミングでレビューするのは、購入を迷っている方への後押しのためです。すなわち「是非買うべきです」。
もしもダークな展開が好きでない方には、正直申しますとお勧めは出来ません。ここでいう「ダーク」は「ホラー」という意味も込められますが、それ以上に描写としてきれいなものは少なく、純粋なわけではないということです。
しかしながら、苦手な人でも、極端なダークではなく、美しいダークであるこの作品は、もしかしたら読める、むしろおもしろく感じるかもしれません。私がその一人なのですが・・・^^
何故か、不思議な雰囲気のあり、不思議と引き込まれます。これぞ作者さんの力量でしょうか。
さらに、たしかにホラーミステリーなのですが、先に述べたように美しく感じられます。「醜悪に美しい」とはこのことですね。
物語自体はミステリー面も、異能の力が働くため純粋な事件ではなく、多くのひねりが効いています。
ここまで見ると、マイナスな感じが多いと思われそうですが、この作品のすごいと思うところは、それがマイナスに感じられない。嫌にならないダークさなのです。
言うなれば、壊れているのに美しい音色がでるオルゴール、のようなものでしょうか。
それでも、完全に壊れているのではなく、かといってまともでは無い。極端すぎないところが、人気の秘密でしょう。
ダークすぎないダークな作品「『B.A.D.』(Beyond Another Darkness)」読めば読むほどおもしろくなるとは、まさにこのことです。
もしもダークな展開が好きでない方には、正直申しますとお勧めは出来ません。ここでいう「ダーク」は「ホラー」という意味も込められますが、それ以上に描写としてきれいなものは少なく、純粋なわけではないということです。
しかしながら、苦手な人でも、極端なダークではなく、美しいダークであるこの作品は、もしかしたら読める、むしろおもしろく感じるかもしれません。私がその一人なのですが・・・^^
何故か、不思議な雰囲気のあり、不思議と引き込まれます。これぞ作者さんの力量でしょうか。
さらに、たしかにホラーミステリーなのですが、先に述べたように美しく感じられます。「醜悪に美しい」とはこのことですね。
物語自体はミステリー面も、異能の力が働くため純粋な事件ではなく、多くのひねりが効いています。
ここまで見ると、マイナスな感じが多いと思われそうですが、この作品のすごいと思うところは、それがマイナスに感じられない。嫌にならないダークさなのです。
言うなれば、壊れているのに美しい音色がでるオルゴール、のようなものでしょうか。
それでも、完全に壊れているのではなく、かといってまともでは無い。極端すぎないところが、人気の秘密でしょう。
ダークすぎないダークな作品「『B.A.D.』(Beyond Another Darkness)」読めば読むほどおもしろくなるとは、まさにこのことです。