日本の大学の抱える問題を、大学経営の観点から書いている点が
とても興味深い。大学の教授はじめ、こういった大学の実情を知る大学関連の
関係者が実はいかに少ないかも思い知らされる。
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大学破綻 合併、身売り、倒産の内幕 (角川oneテーマ21 C 194) 新書 – 2010/10/9
諸星 裕
(著)
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購入オプションとあわせ買い
大学淘汰が加速する2010年代、活路はどこにあるのか? 日米の大学経営実態を知り尽くした著者が、大学危機の裏側と再生の道を語り尽くす。「偏差値40以上お断り」と言い切れる大学が強い、など大胆な提言。
- ISBN-104047102601
- ISBN-13978-4047102606
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2010/10/9
- 言語日本語
- 本の長さ209ページ
商品の説明
著者について
1946年、神奈川県生まれ。桜美林大学大学院教授(大学アドミニストレーション専修コース)。セント・クラウド州立大学教育学部准教授、教授、学部長代行を経て、89年にミネソタ州立大学機構秋田校学長。99年から桜美林大学・教学担当副学長を務めた。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/10/9)
- 発売日 : 2010/10/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 209ページ
- ISBN-10 : 4047102601
- ISBN-13 : 978-4047102606
- Amazon 売れ筋ランキング: - 592,854位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,334位角川新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月13日に日本でレビュー済み
■この本の特徴
・日本の大学の問題点を、主にアメリカの大学制度と比較しながら考察する
■良い点:
・多すぎる学校数・学部数、定員割れ、教職員の意識問題、等々。専門的な内容に偏ることなく、現在の大学問題をひと通り概観できる
・大学で学生にもっと良い教育を施したい、という観点で貫かれている。有名教授の達観した独りよがりの意見ではない
■良くない点:
・サブタイトルに「〜の内幕」とある割には、内幕を暴くような話は出てこない。一般のニュースに接していれば察しのつく内容が多い
・もっと強く、鋭く問題点を追及して欲しかった。著者も大学内部の人間であるためだろうか?? 本当はもっと強く主張したいことがあるのに、諸々を配慮した結果、全体的なトーンが中くらいになってる
・具体策も欲しい。教員評価や入学後の学部選択など、良さそうな制度は挙げてはある。でも、中規模大学の経営がやり易いと言うのなら、一歩踏み込んで、例えば大学の規模別、知名度別の問題解決策も示して欲しい
以上、良い点2、良くない点3なので星2つです。
上記の通り、大学の問題点が概観出来たので読んで良かったです。でも、内部の人間ならではの内容がもっと欲しかったです。
・日本の大学の問題点を、主にアメリカの大学制度と比較しながら考察する
■良い点:
・多すぎる学校数・学部数、定員割れ、教職員の意識問題、等々。専門的な内容に偏ることなく、現在の大学問題をひと通り概観できる
・大学で学生にもっと良い教育を施したい、という観点で貫かれている。有名教授の達観した独りよがりの意見ではない
■良くない点:
・サブタイトルに「〜の内幕」とある割には、内幕を暴くような話は出てこない。一般のニュースに接していれば察しのつく内容が多い
・もっと強く、鋭く問題点を追及して欲しかった。著者も大学内部の人間であるためだろうか?? 本当はもっと強く主張したいことがあるのに、諸々を配慮した結果、全体的なトーンが中くらいになってる
・具体策も欲しい。教員評価や入学後の学部選択など、良さそうな制度は挙げてはある。でも、中規模大学の経営がやり易いと言うのなら、一歩踏み込んで、例えば大学の規模別、知名度別の問題解決策も示して欲しい
以上、良い点2、良くない点3なので星2つです。
上記の通り、大学の問題点が概観出来たので読んで良かったです。でも、内部の人間ならではの内容がもっと欲しかったです。
2011年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから大学受験を控えている方,またその保護者にお勧めの内容です。
大学は偏差値から教育内容で選ぶ時代です。
また,企業も実際にそういう目で選考を始めております。
でもそれ以上に大学関係者の皆様にお勧めです。
新書と言うこともあり,内容は非常に読みやすいものではありますが,「大学」の存在意義について改めて考えさせられました。
大学は偏差値から教育内容で選ぶ時代です。
また,企業も実際にそういう目で選考を始めております。
でもそれ以上に大学関係者の皆様にお勧めです。
新書と言うこともあり,内容は非常に読みやすいものではありますが,「大学」の存在意義について改めて考えさせられました。
2010年10月28日に日本でレビュー済み
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少子化がすすむなかで,おおくの大学が定員割れして,いきのこりをかけた競争がおこっている. 著者は実名をあげて日本の大学がかかえる具体的な短所や長所を指摘し,問題解決のための案をしめしている. とくに重要な指摘は,これまで大学は 「研究機関」 という面が強調されてきたが,「教育機関」 という面が重視されるべきだ,つまり大学教授は教育のプロでなければならないということだろう.
少子化がとまらなければ大学が淘汰されるのはさけられないだろう. しかし,著者が指摘するように大学教育が改善されていけば,日本の将来はよりあかるいものになるのではないだろうか.
少子化がとまらなければ大学が淘汰されるのはさけられないだろう. しかし,著者が指摘するように大学教育が改善されていけば,日本の将来はよりあかるいものになるのではないだろうか.
2010年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学の現状を踏まえた上での提言で参考になりました。
出来のよくない学生に付加価値をつけて社会に送り出してやる、それも今の大学の使命だと思います。
特に下位校はこの割り切りが必要だと再認識しました。
大学改革ができるのは教員ではなく職員だという主張も納得です。
出来のよくない学生に付加価値をつけて社会に送り出してやる、それも今の大学の使命だと思います。
特に下位校はこの割り切りが必要だと再認識しました。
大学改革ができるのは教員ではなく職員だという主張も納得です。
2013年6月12日に日本でレビュー済み
いまや大学が潰れる時代になった。
少子高齢化という背景もある中で、ビジネスとして、あるいは教育として、
学生も、教員も、大学職員も、何を考えていくべきかが端的にまとめられている。
キーワードは「ミッション」を持つこと。
大学によっては研究者要請を主眼にしても良いし、
あまり勉強面で芳しくない学生を教育して社会人として使い物になるようにする、
ということを中心にすることもありうる。
「できすぎる学生は要らない」と言えるようなミッションを打ち出せることが、
大学ごとの個性のアピールの仕方であり社会への責任となる…というのが概要。
他にも、今後、大学教員や職員に求められるであろう資質についても言及あり。
海外の情勢も踏まえつつ、「実態」をもとに話を展開しているのでそれなりに納得。
ただ、大学の教育/経営方針を云々するためには、
「出口をどうするのか」という問題を避けて通れないと思う。
どんなにユニークな教育をしても、行き場がなければ溢れて路頭に迷う。
著者も関わる「国際教養大」はその辺にも配慮した一つの試みで、
有用な人材を社会に輩出しているのだけれど、
他の大学が同じことをやるだけでは違いは打ち出せない(それこそ競争だ)。
既成事実を積み重ねるか、政策レベルで変わるか、結局はどちらかになるのだろうか。
いずれにせよ、大学に興味のある人や、他人事じゃない人はご一読をオススメ。
少子高齢化という背景もある中で、ビジネスとして、あるいは教育として、
学生も、教員も、大学職員も、何を考えていくべきかが端的にまとめられている。
キーワードは「ミッション」を持つこと。
大学によっては研究者要請を主眼にしても良いし、
あまり勉強面で芳しくない学生を教育して社会人として使い物になるようにする、
ということを中心にすることもありうる。
「できすぎる学生は要らない」と言えるようなミッションを打ち出せることが、
大学ごとの個性のアピールの仕方であり社会への責任となる…というのが概要。
他にも、今後、大学教員や職員に求められるであろう資質についても言及あり。
海外の情勢も踏まえつつ、「実態」をもとに話を展開しているのでそれなりに納得。
ただ、大学の教育/経営方針を云々するためには、
「出口をどうするのか」という問題を避けて通れないと思う。
どんなにユニークな教育をしても、行き場がなければ溢れて路頭に迷う。
著者も関わる「国際教養大」はその辺にも配慮した一つの試みで、
有用な人材を社会に輩出しているのだけれど、
他の大学が同じことをやるだけでは違いは打ち出せない(それこそ競争だ)。
既成事実を積み重ねるか、政策レベルで変わるか、結局はどちらかになるのだろうか。
いずれにせよ、大学に興味のある人や、他人事じゃない人はご一読をオススメ。
2010年11月18日に日本でレビュー済み
本書は、ミネソタ州立大学で長く教鞭をとり、学校運営に携わり、現在も桜美林
大学の学校運営に携わる経歴を持つ著者が、大学全入時代を迎えた日本の高等
教育の現状や今後の方向性について語った本である。
少子化が進む中で、その現状を知りながらも新たに大学が新設され、私立大学
でも学部や定員を増やす傾向がある昨今。外から見ていると、この傾向は理解
しがたいものがあるし、破綻する大学が多く出てくることは十分に予想される。
しかし、「4年制の私立大学では、約4割で入学者の定員割れに陥っています」
(p. 3)と現状を知ると、その深刻さを痛感せざるを得ない。
本書は、「10年後には100校近い数の大学が消滅しているでしょう」(p. 65)等
と厳しい現状を述べながらも、大学の学長には研究よりも「経営的な視点」が
必要であること、授業料の設定の仕方を明確にすること(それが社会人を取り
込むことにもつながること)、地域のニーズを考えた大学づくりをすること、
そして本書で何度も出てくる「大学のミッション」を明確にした上で初めて教育
が成り立つこと等といった、大学改革の提言を具体的に述べているのが有難い。
大学教員というと研究が求められるのは当然だが、ミッションによっては、
教育能力の方が高く求められる大学があってもいい、という著者の主張は、
全入時代や少子化を考えれば至極真っ当なことであり、実際、近年初年度教育
に力を入れる大学が増えてきたことが、著者の主張の説得性を高めている。
とかく昔の「名実ともに高等教育機関」であった頃の大学像をひきずって閉鎖的
な大学が多いように見えるが、今後しばらくは18歳人口が少ないことは分かって
いることであり、ミッション遂行のために変化していくことが求められるのだろう。
また、実際に、ミッションを掲げ熱心に取り組んでいる大学(例えば、金沢工業
大学)も、偏差値以外の物差しでしっかりと評価される時代にもなってきている。
大学関係者は一読すべき本である。
大学の学校運営に携わる経歴を持つ著者が、大学全入時代を迎えた日本の高等
教育の現状や今後の方向性について語った本である。
少子化が進む中で、その現状を知りながらも新たに大学が新設され、私立大学
でも学部や定員を増やす傾向がある昨今。外から見ていると、この傾向は理解
しがたいものがあるし、破綻する大学が多く出てくることは十分に予想される。
しかし、「4年制の私立大学では、約4割で入学者の定員割れに陥っています」
(p. 3)と現状を知ると、その深刻さを痛感せざるを得ない。
本書は、「10年後には100校近い数の大学が消滅しているでしょう」(p. 65)等
と厳しい現状を述べながらも、大学の学長には研究よりも「経営的な視点」が
必要であること、授業料の設定の仕方を明確にすること(それが社会人を取り
込むことにもつながること)、地域のニーズを考えた大学づくりをすること、
そして本書で何度も出てくる「大学のミッション」を明確にした上で初めて教育
が成り立つこと等といった、大学改革の提言を具体的に述べているのが有難い。
大学教員というと研究が求められるのは当然だが、ミッションによっては、
教育能力の方が高く求められる大学があってもいい、という著者の主張は、
全入時代や少子化を考えれば至極真っ当なことであり、実際、近年初年度教育
に力を入れる大学が増えてきたことが、著者の主張の説得性を高めている。
とかく昔の「名実ともに高等教育機関」であった頃の大学像をひきずって閉鎖的
な大学が多いように見えるが、今後しばらくは18歳人口が少ないことは分かって
いることであり、ミッション遂行のために変化していくことが求められるのだろう。
また、実際に、ミッションを掲げ熱心に取り組んでいる大学(例えば、金沢工業
大学)も、偏差値以外の物差しでしっかりと評価される時代にもなってきている。
大学関係者は一読すべき本である。
2019年3月12日に日本でレビュー済み
分析をすると誰もがなんとなく、こうなって、こうなると予想が付く。
大学のここが悪いと指摘すると沢山でてくると思う、いつまでも人口減少で入学者数が減る話をすると先が見えてこないのでやめよう。
■学費が適正なのか
■入学に試験が必要なのか「習った項目で試験を実施、合格すれば次の段階へとい仕組み、そして卒業試験へ」入学試験と考えるならば、講義にある程度ついていける、その適性検査で十分。
■大学は義務教育ではない、特化した教育でよい、余計な講義は必要ない「AIによって、これからはより専門性が問われる世の中へ中途半端な知識は無意味に変わる。
■教授のレベル能力を適正化する「特に正規教授のレベルが低すぎる」自分が持っている能力ではなく教える能力、いかに理解させるか、わかりやすいか、最先端の教育。
偏差値にあった授業が受けられない大問題「東大教授よりも三流大学の教授に優秀な人が沢山いることも理解すべし」偏差値そのもので大学のレッテルが貼られる、大学に入った授業は関係なく見られる。
大学に入るまで努力しまくり、入ると努力しない。これでは魅力はなく授業をしない前から、あなたはこうですと言われている。
大学のここが悪いと指摘すると沢山でてくると思う、いつまでも人口減少で入学者数が減る話をすると先が見えてこないのでやめよう。
■学費が適正なのか
■入学に試験が必要なのか「習った項目で試験を実施、合格すれば次の段階へとい仕組み、そして卒業試験へ」入学試験と考えるならば、講義にある程度ついていける、その適性検査で十分。
■大学は義務教育ではない、特化した教育でよい、余計な講義は必要ない「AIによって、これからはより専門性が問われる世の中へ中途半端な知識は無意味に変わる。
■教授のレベル能力を適正化する「特に正規教授のレベルが低すぎる」自分が持っている能力ではなく教える能力、いかに理解させるか、わかりやすいか、最先端の教育。
偏差値にあった授業が受けられない大問題「東大教授よりも三流大学の教授に優秀な人が沢山いることも理解すべし」偏差値そのもので大学のレッテルが貼られる、大学に入った授業は関係なく見られる。
大学に入るまで努力しまくり、入ると努力しない。これでは魅力はなく授業をしない前から、あなたはこうですと言われている。