本当にこのシリーズはハズレがない。
3話からなるので、ものによっては好き嫌いがあるかな、とも思うけど、
総じて「ハズレ」と思ったことがないです。
オカ研の面々もいいキャラばかりで…。
今回は若干ですが、事件のひねりや深みが少なかった気がしますが、
ふたりのちょっとした進展に一喜一憂させられてるうちに、
自分の中の評価がうなぎ上がります。
それにしても、もう3年生かあ…
季節が移ろって、作品中の年月が経っていくと、
このシリーズの終わりが見えるみたいで本当に寂しくなります。
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ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議 (角川ホラー文庫) 文庫 – 2020/7/16
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購入オプションとあわせ買い
最恐の七不思議「ササラ先生」とは? 胸キュンも恐怖も最高潮!
近づくクリスマス。こよみちゃんとのイヴデートを夢見る森司をよそに、オカ研には緊急の相談が。七不思議「ササラ先生」。夜の学校に現れ、怒らせると家を訪ねてくるというそれが、真夜中に部屋の窓を叩いて呼びかけてきた――。戦慄の七不思議誕生に隠された衝撃事件とは? 閉ざされた学校で膨れ上がる怨念が、森司たちを追い詰める! ほか、掛け軸を抜けだす女、進化する瑕疵物件など、恐怖も恋も止まらないシリーズ第17弾。
近づくクリスマス。こよみちゃんとのイヴデートを夢見る森司をよそに、オカ研には緊急の相談が。七不思議「ササラ先生」。夜の学校に現れ、怒らせると家を訪ねてくるというそれが、真夜中に部屋の窓を叩いて呼びかけてきた――。戦慄の七不思議誕生に隠された衝撃事件とは? 閉ざされた学校で膨れ上がる怨念が、森司たちを追い詰める! ほか、掛け軸を抜けだす女、進化する瑕疵物件など、恐怖も恋も止まらないシリーズ第17弾。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2020/7/16
- 寸法10.6 x 1.2 x 15 cm
- ISBN-104041096790
- ISBN-13978-4041096796
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著者について
●櫛木 理宇:1972年新潟県生まれ。2012年、『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。瑞々しいキャラクターと読みやすい文章で読者モニターから高い支持を得る。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2020/7/16)
- 発売日 : 2020/7/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 4041096790
- ISBN-13 : 978-4041096796
- 寸法 : 10.6 x 1.2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 66,570位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 169位角川ホラー文庫
- - 399位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月19日に日本でレビュー済み
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今回のテーマは、DV被害・無神経さ・凶悪犯罪者の出所後であり、今回も人の怖さや愚かさと霊現象の組み合わせが巧みで、とても楽しめました!
そしてエピローグでは最後に、今作の事件の総括→こよみとの明るい未来へ繋げる下りが真に見事で感動しました!
人の怖さや愚かさと、人の温かさ。両極の姿を巧みに描く今シリーズは本当に名作で今後も楽しみですし、
来週は著者のもう1冊の新作・虜囚の犬を読むので更に楽しみです(^^)
そしてエピローグでは最後に、今作の事件の総括→こよみとの明るい未来へ繋げる下りが真に見事で感動しました!
人の怖さや愚かさと、人の温かさ。両極の姿を巧みに描く今シリーズは本当に名作で今後も楽しみですし、
来週は著者のもう1冊の新作・虜囚の犬を読むので更に楽しみです(^^)
2021年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的にはシリーズの雰囲気を踏襲していて、面白かったと思う。
ただ、パターン化しすぎて新刊を読む楽しみが減ってきたのと、主人公達の関係がさすがに進展しなさ過ぎでは?と感じます。
また、今回はエピローグが投げっぱなしなのが気になりました。
え?エピローグなのに最後の事件の顛末には一切触れないの?っていう…
しかもこの巻のテーマに対して、主人公が出した結論がそれなの?というモヤモヤ。
どのようなラストになるか分かりませんが、そろそろラストに向けての動きも期待したいです。
ただ、パターン化しすぎて新刊を読む楽しみが減ってきたのと、主人公達の関係がさすがに進展しなさ過ぎでは?と感じます。
また、今回はエピローグが投げっぱなしなのが気になりました。
え?エピローグなのに最後の事件の顛末には一切触れないの?っていう…
しかもこの巻のテーマに対して、主人公が出した結論がそれなの?というモヤモヤ。
どのようなラストになるか分かりませんが、そろそろラストに向けての動きも期待したいです。
2020年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全て購読しております。主人公と、このみちゃんの関係が段々近づいているのが別の楽しみでもあります。
2020年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回のタイトルでもある最後の学校の怪談が一番面白かった。次回はもっと藍ちゃんや和泉ちゃんが活躍しますように!
2020年8月6日に日本でレビュー済み
先月に最初から読み始めて、この現時点の最新刊である17巻まで読みました。
読みやすくてするすると読める作品ではあったのですが、ラノベ風設定と、厭なホラー設定がどんどんかみ合わなくなってきている印象です。
主人公は「平凡と自称しつつ、特殊能力と優れた身体能力を持ち、高校時代から美少女二人にベタ惚れされていても、鈍感で気づかなかった」という、ある意味でよくある設定です。
ヒロインこよみも、これまた男の理想を詰め込んだかのような非現実的な美少女で、主人公は優しさが売りとしながら、よく知りあう以前から彼女は主人公に惹かれていたようだという矛盾も出てきています。
そんなファンタジックな二人のじれったい、ただし両思いで成功に向かっているのは明らかな恋愛物語と、ドロドロした現実的な男女・慣習・人間関係が基本にあり、すっきりと解決することは少ない(一見しているようでも、霊も含む被害者側からすれば不満足だろう結末が多い)ホラー部分はとても相性がいいとは思えません。
特にひどいなと思ったのは14巻でしょうか。
黒沼部長などの口から、苦みまじりに何度も良くないことだとされ、作者も否定的に描いていたはずの「身勝手な思想の強引な押しつけ(善意からであっても)」をしてくる相手がいるのですが、
それを「こんなことを受け入れられる、俺(主人公)かっこいい!」をやらせるために、主人公が積極的に認め、許容してしまうのです。
ラノベ風設定の甘酸っぱい恋愛と、現実的でやるせない後味の悪いホラー、どちらも単独ではよくできているのですが、この二つの要素が溶け合うのではなくぶつかり合ってしまっていると感じたシリーズ作品でした。
読みやすくてするすると読める作品ではあったのですが、ラノベ風設定と、厭なホラー設定がどんどんかみ合わなくなってきている印象です。
主人公は「平凡と自称しつつ、特殊能力と優れた身体能力を持ち、高校時代から美少女二人にベタ惚れされていても、鈍感で気づかなかった」という、ある意味でよくある設定です。
ヒロインこよみも、これまた男の理想を詰め込んだかのような非現実的な美少女で、主人公は優しさが売りとしながら、よく知りあう以前から彼女は主人公に惹かれていたようだという矛盾も出てきています。
そんなファンタジックな二人のじれったい、ただし両思いで成功に向かっているのは明らかな恋愛物語と、ドロドロした現実的な男女・慣習・人間関係が基本にあり、すっきりと解決することは少ない(一見しているようでも、霊も含む被害者側からすれば不満足だろう結末が多い)ホラー部分はとても相性がいいとは思えません。
特にひどいなと思ったのは14巻でしょうか。
黒沼部長などの口から、苦みまじりに何度も良くないことだとされ、作者も否定的に描いていたはずの「身勝手な思想の強引な押しつけ(善意からであっても)」をしてくる相手がいるのですが、
それを「こんなことを受け入れられる、俺(主人公)かっこいい!」をやらせるために、主人公が積極的に認め、許容してしまうのです。
ラノベ風設定の甘酸っぱい恋愛と、現実的でやるせない後味の悪いホラー、どちらも単独ではよくできているのですが、この二つの要素が溶け合うのではなくぶつかり合ってしまっていると感じたシリーズ作品でした。
2020年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一作が出た頃から読んでいましたのでもう十年近くなるんですね
最初の頃はところどころちょっとグロくてなんかリアリティある感じと、中二臭いラノベ臭い感じがマッチして新鮮味があったし、読みやすくおもしろかったんですが…
はっきりいってここ3巻ぐらいは惰性で読んでるって感じです
今作はとくに読みづらいし、キャラクターたちの行動が前も見たっていうかくどいっていうか…
そもそもなにがしたいのかわからない
お話自体もこんなの見たなってのが多いです。
唯一の長編「この子のななつのお祝いに」以降、前作のアイドルのやつは久々に挑戦的な内容だったのに
なんかまた戻ったのかっていう内容で(まあ前作もこれでやるべき内容かというと微妙だったと思いますけど)
出版社的にはこのタイトルはまだまだ売れるから引き伸ばしたいんでしょうけど
作者さんとしたらもっと書きたい内容が他にあるのでは?
好きなお話だっただけにあまり引き伸ばして台無しにするよりはなにかしらの決着をつけるなりしてまとめてほしいです
最初の頃はところどころちょっとグロくてなんかリアリティある感じと、中二臭いラノベ臭い感じがマッチして新鮮味があったし、読みやすくおもしろかったんですが…
はっきりいってここ3巻ぐらいは惰性で読んでるって感じです
今作はとくに読みづらいし、キャラクターたちの行動が前も見たっていうかくどいっていうか…
そもそもなにがしたいのかわからない
お話自体もこんなの見たなってのが多いです。
唯一の長編「この子のななつのお祝いに」以降、前作のアイドルのやつは久々に挑戦的な内容だったのに
なんかまた戻ったのかっていう内容で(まあ前作もこれでやるべき内容かというと微妙だったと思いますけど)
出版社的にはこのタイトルはまだまだ売れるから引き伸ばしたいんでしょうけど
作者さんとしたらもっと書きたい内容が他にあるのでは?
好きなお話だっただけにあまり引き伸ばして台無しにするよりはなにかしらの決着をつけるなりしてまとめてほしいです