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『生きる力』森田正馬の15の提言 (朝日選書) 単行本 – 2013/6/11
帚木蓬生
(著)
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西のフロイト、東の森田正馬。小説家として数々の受賞歴をもつ著者は、精神科医でもある。患者・普通人・自らも無理なく生きられる森田療法の15の言葉の神髄を読み解き、その生涯を見事に描き出す力作評論エッセイ。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2013/6/11
- 寸法18.8 x 12.5 x 1.3 cm
- ISBN-10402259098X
- ISBN-13978-4022590985
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対象商品: 『生きる力』森田正馬の15の提言 (朝日選書)
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出版社より
ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書) | 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) | 老活の愉しみ 心と身体を100歳まで活躍させる (朝日新書) | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
882
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5つ星のうち4.3
101
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5つ星のうち4.0
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価格 | ¥1,430¥1,430 | ¥1,100¥1,100 | ¥891¥891 |
商品説明 | 臨床40年の精神科医が、最も関心をもつネガティブ・ケイパビリティとは何か。せっかちに答えをもとめ、マニュアルに慣れた脳の弊害……教育、医療、介護でも注目されている、共感の成熟に寄り添う「負の力」について、初の著書。 | 西のフロイト、東の森田正馬。小説家として数々の受賞歴をもつ著者は、精神科医でもある。患者・普通人・自らも無理なく生きられる森田療法の15の言葉の神髄を読み解き、その生涯を見事に描き出す力作評論エッセイ。 | 終活より老活を。 眠るために生きている人になるな、精神的不調は身を忙しくして治す……小説家で医師である著者が、長年の高齢者診療や還暦での白血病の経験を踏まえて実践している「食事」「習慣」「考え方」。誰一人置き去りにしない、快活な年の重ね方を提案。 |
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2013/6/11)
- 発売日 : 2013/6/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 402259098X
- ISBN-13 : 978-4022590985
- 寸法 : 18.8 x 12.5 x 1.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 40,033位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,393位エッセー・随筆 (本)
- - 11,210位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは禅宗の修行方法を取り入れ 練磨したものだと思う。
2022年12月7日に日本でレビュー済み
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常に忙しくしてではなく、その時その時にあった自分の仕事をすればよいということですね。うつのときには最初は休むこれがその人の仕事。読み方の参考に。
2023年7月26日に日本でレビュー済み
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森田正馬先生の解説本みたいな内容で悩みや雑念が出てきたら何か作業する、外相整えば内相も整うという定番のことに尽きるわけです。しかし、苦しくても痛くても苦しくない、痛くない、平気な顔をして、目の前の実生活に取り組むという記述がありました。これは、苦しいのに苦しくないと思うようにするとうことはその思考や観念を否定するということ、つまり強迫行為になるのでは?と思いました。森田氏のあるがままという精神ではないような気もしました。また、昔は働きまくるのが当たり前で考える暇がなかったが、最近は休暇や休むことが善になったから現代人や若者は考える暇がありすぎて、強迫観念に悩まされている、だから暇を作らず細々した仕事を色々とやればいいということも書かれていました。しかし、森田氏が活躍されていた明治時代、大正時代に働き詰めで休む暇がない昔の人も強迫観念に悩まされていたわけですよね。また、サラリーマンや工場勤めの人が個人事業主やフリーのデザイナーみたく色々な仕事を細々とはできません。繰り返しの同じ作業をずっと1日やる人はたくさんいます。そういった方々はどうすればいいのか。読んでいて、その通りだと思う反面、なにか極端すぎてまるで何も考えず修行僧のような外相だけ整えて毎日のルーティンだけこなすロボットのような人間になれという印象を受けました。
2021年9月12日に日本でレビュー済み
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この本は森田療法に関して基本的なキーワードがまとめてあるのと同時に、著者の文章にも感動もできる。
森田療法はとても好きなジャンルで色々読んだが、ちょっと気持ち的に落ち込み気味、神経質だなとかって人ならこの一冊を繰り返しパラパラ読むだけでも生活が少しは楽になる人は多いと思う。
病院通った方が良いぐらいの神経質、強迫症とかの人で初めて森田療法読む人だと、もう一冊は読んだ方が良いかと思った。
基本的な考えの部分をまとめてあるような本。
そういう意味では北西憲二先生の本は現代でも読みやすいので、読んでおくと誤解釈や空回りを避けられるのではないか。
脱線するが、森田先生の著書「自覚と悟りへの道」では空回りしてそうな人が沢山描写されている…逆の成功例も沢山ありますよ!
頭でっかちな神経質な方は頭で考えがちで、その失敗例や実用例としてこの著書はすごく参考になる。
この著書は学術書みたいな雰囲気ではなくエッセイ?みたいな感じで日々の森田先生と患者のやり取りが書かれている。
生活感がすごくあって読み物としても面白い。これも実用例的な部分でおすすめ。
なので、以上の3冊は森田療法でもすごくためになった本。
特に、帚木先生のこの著書はキーワードも知れる上に読み物としても面白いし感動する。
おすすめ。
森田療法はとても好きなジャンルで色々読んだが、ちょっと気持ち的に落ち込み気味、神経質だなとかって人ならこの一冊を繰り返しパラパラ読むだけでも生活が少しは楽になる人は多いと思う。
病院通った方が良いぐらいの神経質、強迫症とかの人で初めて森田療法読む人だと、もう一冊は読んだ方が良いかと思った。
基本的な考えの部分をまとめてあるような本。
そういう意味では北西憲二先生の本は現代でも読みやすいので、読んでおくと誤解釈や空回りを避けられるのではないか。
脱線するが、森田先生の著書「自覚と悟りへの道」では空回りしてそうな人が沢山描写されている…逆の成功例も沢山ありますよ!
頭でっかちな神経質な方は頭で考えがちで、その失敗例や実用例としてこの著書はすごく参考になる。
この著書は学術書みたいな雰囲気ではなくエッセイ?みたいな感じで日々の森田先生と患者のやり取りが書かれている。
生活感がすごくあって読み物としても面白い。これも実用例的な部分でおすすめ。
なので、以上の3冊は森田療法でもすごくためになった本。
特に、帚木先生のこの著書はキーワードも知れる上に読み物としても面白いし感動する。
おすすめ。
2022年2月6日に日本でレビュー済み
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2013年初版から7刷 森田正馬の当時の画期的な精神治療を、帚木蓬生先が現代に通じる事例を挙げて逐条解説。先生の小説も興味深いですが、是非、答えの出ない事態に備える「ネガティブ・ケイパビリティ」とともに自分の精神と体感を知るうえで読んででおきたい本です
2020年5月4日に日本でレビュー済み
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この本は神経症(神経質症)の人ばかりではなく、「ちょっと神経質かも」というぐらいの人にも役立つ本である。というより日本人はやや神経質気味なので多くの人に読んでもらいたい。まさに「生きる力」になると思う。ただ鬱病の人にはあまりお勧め出来ない。
今、日本には鬱病の人が増えているようだが、この本はその人々までカヴァー出来ていない。森田療法は本来、精神病まではとりあつかってこなかったからである。だが、だからと言って落ちこむことはない。私が注目している人で、精神科医で森田療法の考え方を新しい視点から見直し、応用していく方法の構築を研究課題としている森田療法研究所所長の北西憲二さんがいるが、その北西憲二さんの著書で「森田療法で読むうつ その理解と治し方」という本がある。私はまだ読んでいないのでなんともいえないが、現代に入って北西憲二さんのような人が現れたのも何か時代が変わってきた感じがする。そういう本もあることも覚えておいて欲しい。
また、鈴木 大拙(だいせつ)が関心を寄せたように、森田療法は禅に関心がある人にもお勧めである。ただし[「禅は宗教」であり「森田療法は科学」である]ということも忘れないで欲しい。
ちなみに(森田)正馬は「しょうま」ではなく「まさたけ」と読むのが正しいです(外人向けにあえて「しょうま」と名乗っていた時があったようです)。ちなみに森田療法は高校生以上の人向けだと、ある本に書いてありました。ちなみに著者の箒木蓬生は【ははきぎ・ほうせい】と読みます。↓
『「回復の人間学 」 北西 憲二著』の私のレビューも参考にしてほしい。(2021年9月2日現在)
今、日本には鬱病の人が増えているようだが、この本はその人々までカヴァー出来ていない。森田療法は本来、精神病まではとりあつかってこなかったからである。だが、だからと言って落ちこむことはない。私が注目している人で、精神科医で森田療法の考え方を新しい視点から見直し、応用していく方法の構築を研究課題としている森田療法研究所所長の北西憲二さんがいるが、その北西憲二さんの著書で「森田療法で読むうつ その理解と治し方」という本がある。私はまだ読んでいないのでなんともいえないが、現代に入って北西憲二さんのような人が現れたのも何か時代が変わってきた感じがする。そういう本もあることも覚えておいて欲しい。
また、鈴木 大拙(だいせつ)が関心を寄せたように、森田療法は禅に関心がある人にもお勧めである。ただし[「禅は宗教」であり「森田療法は科学」である]ということも忘れないで欲しい。
ちなみに(森田)正馬は「しょうま」ではなく「まさたけ」と読むのが正しいです(外人向けにあえて「しょうま」と名乗っていた時があったようです)。ちなみに森田療法は高校生以上の人向けだと、ある本に書いてありました。ちなみに著者の箒木蓬生は【ははきぎ・ほうせい】と読みます。↓
『「回復の人間学 」 北西 憲二著』の私のレビューも参考にしてほしい。(2021年9月2日現在)
2013年7月10日に日本でレビュー済み
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15の言葉が選び出されているがその中から。
1 一瞬一生
シベリアに抑留され敗戦二年後郷里に帰りついた香月泰男の言葉である。
アトリエを<私の地球>と呼んだ。
森田療法は、通常(西洋由来)の精神療法と異なり過去を不問とする。同じく症状も取り上げない。
2 見つめる
「考える」ではなく、「見つめる」・「聞きつめる」であり、それは「逃げるな」でもある。身を常に忙しくする。
3 休息は仕事の転換にあり
小人閑居為不全 無所不至
4 外相をひたすら整えていけば内相も自ずから熟す
禅僧の修行のように。
雨が降っている中で、雨が降っていると大騒ぎをしない。
「健康人のふりをしているうちに健康になる」と喝破した。
「手考足思」(河井寛次郎)
5 目的本位
実体のない「感情」に振り回されない。
目の前の小さなやるべき事柄に手を出す。行動・実行は技術が身に付き、「気分」の最良の解毒剤となる。
6 無所住心
知性がその能力を錆つかせているが、「今、此処」に注意を払う。鏡のように。
7 即
脱二分法。煩悩即菩提(煩悩菩提不離)。未病即病気。成り切る。
8 不安常住
座禅、滝に打たれる、火渡り等の行は、回避とも見なせる。行の場があるとすれば、それは日常の生活の中にある。
9 あるがまま
大地、生きとし生けるものがあるがままなのに人だけがそうではないのはどうして?
10 生き尽くす
生きるからこそ死ぬ。生きなければ死にもしない。涅槃。
森田療法では、まず一週間の絶対臥褥があるが、正馬の郷里土佐地方には嫁姑の間にいざこざが起こるとどちらか一方が三、四日臥褥する風習があったそうである。実に端倪すべからざる風習である。
実体のない心に形を与えるため西洋由来の心理学は、様々な用語を創り出した。しかしそれら無意識、抑圧、コンプレックス、自己愛等々全ては、人工的な論理でありネット上の仮想空間と変わりない。実生活では、頭で思考するよりも手足を動かして思考した方が適しているようである。
1 一瞬一生
シベリアに抑留され敗戦二年後郷里に帰りついた香月泰男の言葉である。
アトリエを<私の地球>と呼んだ。
森田療法は、通常(西洋由来)の精神療法と異なり過去を不問とする。同じく症状も取り上げない。
2 見つめる
「考える」ではなく、「見つめる」・「聞きつめる」であり、それは「逃げるな」でもある。身を常に忙しくする。
3 休息は仕事の転換にあり
小人閑居為不全 無所不至
4 外相をひたすら整えていけば内相も自ずから熟す
禅僧の修行のように。
雨が降っている中で、雨が降っていると大騒ぎをしない。
「健康人のふりをしているうちに健康になる」と喝破した。
「手考足思」(河井寛次郎)
5 目的本位
実体のない「感情」に振り回されない。
目の前の小さなやるべき事柄に手を出す。行動・実行は技術が身に付き、「気分」の最良の解毒剤となる。
6 無所住心
知性がその能力を錆つかせているが、「今、此処」に注意を払う。鏡のように。
7 即
脱二分法。煩悩即菩提(煩悩菩提不離)。未病即病気。成り切る。
8 不安常住
座禅、滝に打たれる、火渡り等の行は、回避とも見なせる。行の場があるとすれば、それは日常の生活の中にある。
9 あるがまま
大地、生きとし生けるものがあるがままなのに人だけがそうではないのはどうして?
10 生き尽くす
生きるからこそ死ぬ。生きなければ死にもしない。涅槃。
森田療法では、まず一週間の絶対臥褥があるが、正馬の郷里土佐地方には嫁姑の間にいざこざが起こるとどちらか一方が三、四日臥褥する風習があったそうである。実に端倪すべからざる風習である。
実体のない心に形を与えるため西洋由来の心理学は、様々な用語を創り出した。しかしそれら無意識、抑圧、コンプレックス、自己愛等々全ては、人工的な論理でありネット上の仮想空間と変わりない。実生活では、頭で思考するよりも手足を動かして思考した方が適しているようである。