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世界のひきこもり 地下茎コスモポリタニズムの出現

著者:ぼそっと池井多 
出版社:寿郎社
単行本:288ページ
発売日:2020/10/23
価格:1980円
分類: 思想  社会病理  心理学  心理学入門  臨床心理学・精神分析 
世界のひきこもり 地下茎コスモポリタニズムの出現
       

<マイリスト>

<目次>

フランスのひきこもりギードの場合―ぼくは孤独が好きなんだ。パソコン、ベッド、安らぎがあれば十分さ。
フランスのひきこもりテルリエンヌの場合―ひきこもりになんて、なりたくなかった。
中国のひきこもり
アメリカの元ひきこもりショーン・Cの場合―“伝統的な男性性”をぼくに期待するパパは敵だと思った。
アルゼンチンのひきこもりマルコ・アントニオの場合―いじめる側を擁護する学校なんてごめんだ。
インドのひきこもり
インドの元ひきこもりニティンの場合―私たちは自分自身になるために少し時間が必要なだけなのです。
イタリアの社会心理学者マルコ・クレパルディとの対話―彼らを助けたい、いや、「ぼくら」を助けたいのです。
父との最後の電話
パナマ共和国のひきこもりヨスーの場合―ぼくはゴミだ。カスだ。負け犬だ。このままでは死んでしまう。
フランスのひきこもりアエルの場合―ひきこもりになってぼくはようやく自分を生き始めた。
スウェーデンのひきこもり
バングラデシュのひきこもりイッポの場合―ぼくは自分で自分を部屋に監禁するようになったのさ。
フィリピンのひきこもりCJの場合―日本のひきこもりはなんて恵まれているんだ!
カメルーンの元ひきこもりアルメル・エトゥンディの場合―解決や成功を得る場所は“社会”の中だけとは限らない。
北朝鮮のひきこもり
フランスのひきこもりジョセフィーヌの場合―醜くて、軽蔑に値して、病的であるのは社会の方よ。
台湾の映画監督廬〓〓との対話―ひきこもりにとって理想的世界はどんなものですか。

<新聞書評>

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