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「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史

著者:中村 光博 
レーベル: 幻冬舎新書
出版社:幻冬舎
新書:259ページ
発売日:2020/01/30
価格:968円
分類: 戦記・体験記 
キーワード:     孤児  戦後史 
評価 4.0   読者数 2.3
「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史
       

<マイリスト>

<目次>

プロローグ―たった70年前、ここに孤児たちがいた
第1部 戦争が終わって闘いが始まった―焼け野原に放置された「駅の子」
  • 神戸空襲で「駅の子」になった―内藤博一さん
  • 上野駅で見た地獄―金子トミさん
  • 孤児の保護施設・板橋養育院の悲劇
  • 学童疎開の犠牲者―渡辺喜太郎さん
  • 引き揚げ孤児の悲劇―瀬川陽子さん
  • 路上生活で視力も失う―小倉勇さん
  • 「戦争孤児」の保護を後回しにした国
  • 奮闘した民間の保護施設―1000人の子どもを保護した愛児の家
  • 「靖国の遺児」と呼ばれた子どもたち
第2部 嫌われていった「駅の子」―復興から取り残され、やがて忘れられ
  • 対策を指示したGHQ
  • 始まった強制収容「狩り込み」
  • 檻に閉じ込められた戦争孤児―伊藤幸男さん
  • 復興から取り残されていく「駅の子」
  • 路上で野良犬のように扱われる―山田清一郎さん
  • 社会に逆らって生きると決めた―小倉勇さん
  • 転落していった子どもたち
  • 日本を去った戦争孤児―伊藤幸男さん
  • 「駅の子」たちのいま
エピローグ―取材を終えて

<新聞書評>

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