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イメージ学の現在: ヴァールブルクから神経系イメージ学へ

出版社:東京大学出版会
単行本:550ページ
発売日:2019-04-30
分類: 社会学概論  社会一般  現代思想  芸術理論・美学 
キーワード: 現在 
イメージ学の現在: ヴァールブルクから神経系イメージ学へ
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 アビ・ヴァールブルクからイメージ学へ
  • アビ・ヴァールブルクにおける歴史経験―イメージ学と歴史理論の接点をめぐって
  • 「精神的同化」、「無意識的記憶」、アビ・ヴァールブルク『ムネモシュネ・アトラス』
  • 記憶の体制とイメージの寄生―ヴァールブルクの動物画探訪
  • インタビュー 形成することは思考すること、思考することは形成すること
第2部 「行為主体(エージェンシー)」としてのイメージ
  • 点になること―ヴァイマル時代のクラカウアーの身体表象
  • 不実なる痕跡―原寸大写真の歴史
  • 「アニメイメージング」と身体表現―CGアニメにおける「不気味なもの」の機能
  • 君主の補綴的身体―一六世紀における甲冑・解剖学・芸術
  • 転倒の芸術
第3部 イメージ知と形式
  • 太陽の下に新しきものなし―グラフィカルユーザーインターフェイスへの美術史的アプローチ
  • メディウムを混ぜかえす―映画理論から見たロザリンド・クラウスの「ポストメディウム」概念
  • 道・無框性・滲み―美術における「日本的なもの」をめぐる省察
  • ゆがみの政治学―マニエリスムとメランコリーの肖像
第4部 イメージと自然
  • 視覚化と認識のあいだ―リヒテンベルク図形と科学のイメージ研究の射程
  • 「ある地域の全体的印象」―アレクサンダー・フォン・フンボルトによる気象の総観的視覚化
  • イメージと自然との共生―ネオ・マニエリスムにむけて考える
第5部 神経系イメージ学
  • 神経美学の“前形態”
  • 言語と文学の経験美学―旧来の文学研究よりうまく処理できること、そしてできないことは何か?
  • 神経美学の功績―神経美学はニューロトラッシュか
  • 一瞬の認識力―ネグレーベの場景視と一望の伝統
  • イメージの内在―僕と知覚の弁証法

<新聞書評>

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