いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

語る藤田省三――現代の古典をよむということ

レーベル: 岩波現代文庫
出版社:岩波書店
文庫:320ページ
発売日:2017/06/17
価格:1540円
分類: 哲学  思想  社会・政治 
語る藤田省三――現代の古典をよむということ
       

<マイリスト>

<目次>

1 現代における「読み」のデッサン
  • 現代とはどのような時代か
  • 「古典」を読むとは―丸山眞男『現代政治の思想と行動』を素材として
2 語る藤田省三(1)―ある読書会の記録から(根源的なこと―森鴎外「現代思想(対話)」を読む
物化する世界―尾崎翠『第七官界彷徨』を読む
瞬間の啓示力―ジョイス『若い芸術家の肖像』『ダブリンの市民』を読む
解体と孤独の時代―ベケット『ゴドーを待ちながら』を読む
「亡命」経験を生きる―ブレヒト『ガリレイの生涯』を読む)
3 語る藤田省三(2)―都市の精神史
  • 我らが同時代人・徂徠―荻生徂徠『政談』を読む
  • 「小国寡民」を求めて―カール・E・ショースキーを読む
4 根本問題の析出
  • 表現の根にあるもの
  • クロスする観点をきたえる
  • 言語表現としての故事新編―転形期と表現について

<新聞書評>

<こちらの本も閲覧されています>