「イタコ」の誕生: マスメディアと宗教文化
著者:大道 晴香
出版社:弘文堂
単行本:416ページ
発売日:2017/03/01
価格:4950円
分類:
日本の民俗
民間信仰・俗信
<マイリスト>
<目次>
第1部 マスメディアによる“イタコ”像の形成
- 大衆文化としての“イタコ”とは何か
- “イタコ”の登場とブームの到来―一九五〇年代‐六〇年代
- 「オカルトブーム」と宗教性の“大衆化”―一九七〇年代‐八〇年代
- ステレオタイプの形成と“イタコ”の増殖―一九九〇年代以降
- “イタコ”の登場と“恐山”像の変容
第2部 “イタコ”像の普及と民俗文化の変容
- 表象の普及と宗教的リアリティの形成―大学生・短期大学生を対象とした質問紙調査をもとに
- 表象の受容と再生産―地方自治体の観光振興事業を例に
- 表象の消費と恐山の変容―『東奥日報』『デーリー東北』の「恐山大祭」関連記事を手掛かりとして
- 恐山の近代化―大正期の「観光化」をめぐって
- “恐山のイタコ”を求める人々―二〇一四年度恐山大祭・恐山秋詣りにおける「イタコの口寄せ」の状況
- マスコミのまなざしと自己表象の再編―「自文化」としての〈恐山信仰〉をめぐって
<新聞書評>