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賢人と奴隷とバカ

著者:酒井 隆史 
出版社:亜紀書房
単行本(ソフトカバー):448ページ
発売日:2023/04/05
価格:2970円
分類: 現代思想  社会学 
賢人と奴隷とバカ
       

<マイリスト>

<目次>

1 無知と知、あるいは「大衆の恐怖」について(現代日本の「反・反知性主義」?;「反知性主義」批判の波動―ホフスタッターとラッシュ;ピープルなきところ、ポピュリズムあり―デモクラシーと階級闘争;「この民主主義を守ろうという方法によってはこの民主主義を守ることはできない」―丸山眞男とデモスのカ能;ー九六八年と「事後の生(afterlives)」―津村喬『横議横行論』によせて
「「穏健派」とは、世界で最も穏健じゃない人たちのことだ―「エキセン現象」をめぐる、なにやらえらそうな人とそうじやない人の「対話」)
2 だれがなにに隷従するのか
  • 「放射脳」を擁護する
  • 「しがみつく者たち」に―水俣・足尾銅山・福島から
  • 自発的隷従論を再考する
  • 「自由を行使する能力のないものには自由は与えられない」―二〇一八年「京大立て看問題」をどう考えるか
  • 「中立的で抑制的」―維新の会と研究者たち
  • 「この町がなくなれば居場所はない」―映画『月夜釜合戦』と釜ヶ崎
3 この世界の外に―抵抗と逃走
  • 「ブラジルでFIFAのブレザーなんて着たがるヤツはいない。殴り倒されるからだ」―二〇二〇年東京オリンピックをめぐる概観
  • 戦術しかない/戦略しかない―二〇一〇年代の路上における二つの趨勢
  • 「わたしは逃げながら、武器を探すのです」―ジョージ・ジャクソン、アボリショニズム、そしてフランスにおける「権力批判」の起源について
  • ポリシング、人種資本主義#BlackLivesMatter
  • パンデミックと〈資本〉とその宿主
  • 「世界の終わりは資本主義の勝利とともにはじまった」―文明に生の欲動をもたらすもの
  • すべてのオメラスから歩み去る人びとへ―反平等の時代と外部への想像力

<新聞書評>

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