第1章 この旅、果もない旅のつくつくぼうし―人はなぜ、放浪に憧れるのか
第2章 どうしようもないわたしが歩いている―なぜ生きているのか、生きているから生きているのだ
第3章 捨てきれない荷物のおもさまへうしろ―「こころの断捨離」を期す
第4章 急がなくてもいいんだよ―あるがままに、無理をせず
第5章 平凡でも無名でもいい、自分の人生を生きるのだ―見捨てられたものへの眼差し
第6章 寂しさこそが、人生だ―一人がよろし、されど一人はさみし
第7章 年はとっても、年寄りにはなりたくない―しのび寄る老いと、どう向き合うか
第8章 生きたくもないが、死にたくもない―生も死も、しなやかに受け止める
第9章 旅の終わりに―わが人生に悔いなし、と歌いたい
終章 なぜ、いま山頭火なのか―この、やさしくない時代を生きる人々へ