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北斎: 十八世紀の日本美術 (897) (東洋文庫)

著者:エドモン ド・ゴンクール 
出版社:平凡社
単行本:370ページ
発売日:2019-11-20
分類: 東洋・日本美術史 
キーワード: 北斎  世紀  日本  美術 
北斎: 十八世紀の日本美術 (897) (東洋文庫)
       

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<目次>

世俗画派の創始者北斎への日本人たちの蔑視
北斎の誕生(一七六〇年三月五日)。本屋に奉公する。解雇される。彫師となる
北斎は絵を描くため彫師をやめる。初期の挿絵仕事は春朗の名で行い、最初のものは『有難通一字』。さらに『四天王大通仕達』『開運扇之花香』『野曾喜伽羅久里義経山入』などに挿絵を描く
北斎はある絵草紙屋の看板を制作した後、勝川春章の工房の同僚と仲違いして師の許を去り、既存の流派から全く一線を画して作品群に叢と署名するようになる
一七八六年から一七九四年にかけて、北斎は『前々太平記』『昔々桃太郎発端話説』『貧福両道道中記』『娘友綱』『青楼仁和嘉全盛遊』に挿絵を描く
一七九三年から一八〇四年までに制作された北斎の摺り物。この中に一七九九年、初めて北斎という署名が現れる
『初若菜』『柳の糸』『さんたら霞』などを刊行
一七九八年、『男踏歌』『化物和本草』を出す
オランダ商館の館長ヘイスベルト・ヘンミーに画巻二巻を売る
日本の版元がこの巨匠に支払った画稿料〔ほか〕

<新聞書評>

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