序章 生命科学の“夢”と“限界”
第1章 身を“改造”すれば幸せに?―治療を超えた“エンハンスメント”
第2章 「理想の子ども」を選べるなら―出生前診断と“産み分け”
第3章 いのちをつくり変えてもいいですか?―iPS細胞と再生医療の夢
第4章 「すばらしい新世界」には行きたくない?―ある未来予想図
第5章 「いのちは授かりもの」の意味―マイケル・サンデルが問いかける
第6章 小さないのちの捉え方―「中絶」といのちの始まりの倫理
第7章 つながりのなかに生きるいのち―「脳死」に見る死生観
終章 個のいのち、つながるいのち