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ヴァイマル憲法とヒトラー――戦後民主主義からファシズムへ (岩波現代全書)

著者:池田 浩士 
出版社:岩波書店
単行本(ソフトカバー):296ページ
発売日:2015-06-19
分類: ヨーロッパ  外交・国際関係  政治入門 
キーワード: マル  憲法  ヒトラー  戦後  民主主義  ファシズム 
ヴァイマル憲法とヒトラー――戦後民主主義からファシズムへ (岩波現代全書)
       

<マイリスト>

<目次>

1 もう一つの戦後民主主義とドイツのファシズム
  • 戦争とファシズムの世紀
  • 一九三三年一月三〇日―ヒトラー内閣の誕生
  • ナチスは合法的に国家権力を掌握した
  • 革命運動としてのナチズム
2 ドイツの敗戦、もっとも民主的な憲法
  • 民族・国家・国民
  • ドイツ革命からヴァイマル共和国へ
  • ヴァイマル憲法と最初の戦後民主主義
  • 匕首伝説の説得力
3 戦争する国をボランティアが担う
  • ファシズムとは何か?
  • 国民はなぜナチズムを支持したのか?
  • 自発性と社会参加―善意とやる気の組織化
  • 「労働奉仕」の法制化と義務化
4 死と政治
  • ヴァルハラという靖国神社
  • ヒトラー政権はまず最初に誰を抹殺したか?
  • 国家儀礼から戦争国家へ―ファシズム政治の大道
  • ボランティア労働からホロコーストまで
5 遙かな国の遠い昔ではなく
  • ふたたびファシズムとは何か?
  • ナチス・ドイツと歴史認識
  • 二つの憲法、二つの戦後民主主義
  • 「戦争のできる国」から「戦争する国」へ

<新聞書評>