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世界がもし100億人になったなら

著者:スティーブン・エモット 
出版社:マガジンハウス
単行本:208ページ
発売日:2013-08-26
分類: エコロジー  子育て  自己啓発  社会一般  社会学概論 
キーワード: 世界 
世界がもし100億人になったなら
       

<マイリスト>

<目次>

地球には何百万という種の生物がすんでいます。それをたったひとつの種が支配しています。わたしたちです
わたしたちの人口はどうやってこれだけ増えたのでしょう
わたしたちが依存している、そしてわたしたちが急激に変えつつある、このすべてがつながりあったシステムに、今何が起きているのか、よりくわしく見ていく必要があるでしょう
食料の需要が増えていることはべつに意外ではありません。意外なのは、食料需要の増加のペースが、人口増加のペースを大きく上回っていることです
現在、10億人以上の人々が、深刻な水不足の状況のもとで暮らしています
一九〇〇年以降に製造された自動車の総数は、20億台を超えます
現在、気候変動は加速しています
人口が増え、人間の活動も増えた結果、わたしたちは今後、どのような困難に見舞われることになるのでしょうか
現在の農業のやり方で、そして現在の消費ペースで、100億人の人口を食べさせられる手段は、今のわたしたちにはありません
今世紀末までに、地球上のかなりの場所で、使える水が満足に手に入らなくなってしまいます
予想される需要をまかなうには、今世紀末までに、エネルギー生産を少なくとも3倍に増やさなければなりません
わたしたちが今まさに直面しつつある気候問題は、まったくスケールが違います
どの方向に目を向けても、人口100億人の地球は悪夢以外の何ものでもありません
科学技術の力で切り抜けられないとすれば、残された唯一の方法は、わたしたちの行動を変えることしかありません
わたしたちはこれからどうなるのでしょう

<新聞書評>