いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

銭躍る東シナ海 貨幣と贅沢の一五~一六世紀 (講談社選書メチエ)

著者:大田 由紀夫 
出版社:講談社
単行本(ソフトカバー):280ページ
発売日:2021/09/09
価格:1980円
銭躍る東シナ海 貨幣と贅沢の一五~一六世紀 (講談社選書メチエ)
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 贅沢は連鎖する―明・朝・日の経済成長
  • 大陸における贅沢風潮
  • 半島の奢侈化と唐物交易の展開
  • 列島における唐物消費の拡大
  • 連鎖の背景―経済復興する大陸
  • 芽吹く半島の経済
  • 列島の経済変動
第2章 悪銭と悪布―巻き起こる通貨変動
  • 大陸の悪銭と揀銭
  • 列島の通貨変動
  • 半島の通貨変動
第3章 そして「倭銀」があらわれた
  • 停滞する列島経済
  • 劣悪化する大陸の銭
  • 変容する東アジア海域の交易
  • 環シナ海域交易の沈滞
  • 「倭銀」登場
第4章 活況と騒乱の東アジア―シルバー・ラッシュがもたらしたもの
  • 撰銭令ふたたび―一六世紀中葉・その一
  • 米遣いの展開―一六世紀中葉・その二
  • 銭から米へ―一六世紀後半
  • 銀でつながる東アジア
おわりに―「唐物」と「夷貨」:東アジア史を動かす“モノ”

<新聞書評>