1 空間の力学―「記憶の場」の構築と齟齬
- 靖国神社、千鳥ヶ淵―「社」と「遺骨」の闘争
- 広島、長崎―「被爆の痕跡」ポリティクス
- 沖縄・摩文仁―「戦跡というメディア」の成立と変容
- 映画『野火』―「難死」と「嘲笑」の後景化
- 映画『軍旗はためく下に』―覆され続ける「予期」
- 鶴見俊輔とカウンター・クライムの思想―「順法」への懐疑
- 鹿児島・知覧―「平和の尊さ」と脱歴史化の現代
- 「慰霊祭」の言説空間と「広島」―「無難さ」の政治学
- 「断絶」の風化とメディア文化―「継承」の欲望を問う視角
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<福間 良明の本>