序章 活動写真弁士は本当に滅びたのか
第1章 映画伝来から旧劇・新派まで―弁士の登場
第2章 無声映画の黄金時代―弁士の確立
第3章 トーキーの到来―まだらの時代
第4章 残された謎の時代―戦時中・海外の弁士たち
第5章 焼け跡の弁士たち―無声映画復活の日
第6章 ホールを巡る弁士たち―「懐かしの」自主上映 二つの選択肢
第7章 東西の継承者―澤登翠と井上陽一
第8章 ミレニアムの転機―集う若手弁士たち
第9章 それぞれの活路―片岡一郎と坂本頼光
第10章 劇場への帰還―立つ演奏家・映画館主