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遠藤周作と探偵小説: 痕跡と追跡の文学 (南山大学学術叢書)

著者:金 承哲 
出版社:教文館
単行本:363ページ
発売日:2019-03-27
分類: ノンフィクション 
キーワード: 遠藤  探偵  小説  追跡  文学 
遠藤周作と探偵小説: 痕跡と追跡の文学 (南山大学学術叢書)
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 「芸術体験」としての探偵小説
  • 遠藤周作論の脱構築
  • 探偵小説との出会い
第2章 遠藤文学の探偵小説的構造
  • 「影なき男」を読む
  • 探偵小説作家としての遠藤周作
  • 遠藤文学の横糸と縦糸
第3章 なぜ探偵小説なのか
  • 痕跡の追跡としての探偵小説
  • 技法を問う作家―小説家と批評家としての遠藤周作
  • 探偵小説という技法
第4章 遠藤文学における「痕跡の追跡」の諸相
  • リヨンの犯罪学者E.ロカール―遠藤の痕跡理解の淵源
  • 神を追跡する人・人を追跡する神
第5章 探偵小説として読む『沈黙』
  • フェレイラの棄教―「出発点における不可思議性」
  • 井上筑後守とロドリゴ―「中道に於けるサスペンス」
  • 最期の切支丹司祭―「結末の意外性」
  • なぜ『沈黙』は「切支丹屋敷役人日記」で締めくくられたのか
  • 結論の代わりに―今後の遠藤研究のための提言

<新聞書評>

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