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実験する小説たち;物語るとは別の仕方で

著者:木原 善彦 
出版社:彩流社
単行本(ソフトカバー):263ページ
発売日:2017/01/23
価格:2420円
分類: 英米文学  外国文学研究  日本文学研究 
実験する小説たち;物語るとは別の仕方で
       

<マイリスト>

<目次>

実験小説とは
現代文学の起点―ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(1922)
詩+註釈=小説―ウラジーミル・ナボコフ『青白い炎』(1962)
どの順番に読むか?―フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』(1963)
文字の迷宮―ウォルター・アビッシュ『アルファベット式のアフリカ』(1974)
卜書きのない戯曲―ウィリアム・ギャディス『JR』(1975)
2人称の小説―イタロ・カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』(1979)
事典からあふれる幻想―ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』(1984)
実験小説に見えない実験小説―ハリー・マシューズ『シガレット』(1987)
脚注の付いた超スローモーション小説―ニコルソン・ベイカー『中二階』(1988)
逆語り小説―マーティン・エイミス『時の矢』(1991)
独り言の群れ―エヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』(1995)
幽霊屋敷の探検記?―マーク・Z・ダニエレブスキー『紙葉の家』(2000)
これは小説か?―デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』(2001)
サンドイッチ構造―デイヴィッド・ミッチェル『クラウド・アトラス』(2004)
ビジュアル・ライティング―ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2005)
擬似小説執筆プログラム―円城塔『これはペンです』(2011)
どちらから読むか?―アリ・スミス『両方になる』

<新聞書評>

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