イハレビコ誕生―大和に向かうまで四十五年間を過ごした日向伝承の数々
大和思慕―国造りの思いを胸に遠く大和を目指して船旅が始まった
御船出―住民の窮状を聞き稲作を広め道々で協力者を得ていく
海道回顧(上)―海道を整備しつつ出雲勢力をも意識 中国山地に遠征も
海道回顧(下)―経済力と軍備を備え満を持して正念場、畿内へ
浪速の海―生駒越えで初めての敗退 長兄を失い、失意のなか南に迂回する
紀和の道―天つ神の御子として八咫烏に導かれて熊野の山を越えていく
大和平定―地元の抵抗勢力さらに宿敵を破り美地・大和で初代天皇に
立后と崩御―初代皇后は出雲の神に愛された娘 国造りも順調に
多(当)芸志美美命の変―異母兄の野望を打ち砕いた二代天皇の勇気と徳
歌の力・託される思い―戦意高揚あり勝利の宴会歌あり求婚の歌あり
偉業を支えた脇役たち―東征を手助けしその後の国造りに尽力した忠臣、兄らの貢献度