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ありてなければ 「無常」の日本精神史

著者:竹内 整一 
レーベル: 角川ソフィア文庫
出版社:KADOKAWA/角川学芸出版
文庫:285ページ
発売日:2015-12-25
価格:950円
分類: 文学・評論  日本語研究 
キーワード: 無常  日本  精神史 
ありてなければ 「無常」の日本精神史
       

<マイリスト>

<目次>

1 現代日本人の無常感
  • 「はかない」気分
  • 「はか‐ない」とは ほか
2 「夢の外へ」
  • 「浅き夢みじ」―「いろは歌」の決意
  • 地獄・極楽とは何か―『往生要集』のしかけ ほか
3 「夢の内へ」
  • 「妄執」のゆくえ―謡曲の鎮魂
  • 「一期は夢よ ただ狂へ」―『閑吟集』の狂と情 ほか
4 「夢と現のあわいへ」
  • 「ありがたき不思議」―『徒然草』の存在理解
  • 「夢と現のあわい」の美意識・倫理―「幽玄」「やさし」 ほか
5 ふたたび、現代日本の無常感
  • 「人間の安心」論―近代日本の「無」の思想
  • 「夢よりも深い覚醒」―見田宗介の「鮮烈ないとおしさへの感覚」 ほか

<新聞書評>

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