いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

犠牲の森で: 大江健三郎の死生観

著者:菊間 晴子 
出版社:東京大学出版会
単行本:512ページ
発売日:2023/03/22
価格:5280円
分類: 作家研究 
犠牲の森で: 大江健三郎の死生観
       

<マイリスト>

<目次>

序論 「死生観」から大江を読む
第1章 「壊す人」の多面性―『同時代ゲーム』
  • 『同時代ゲーム』の背景
  • 「犬ほどの大きさのもの」
  • 「暗い巨人」への帰依
  • 「森」という神秘のトポス
第2部 犠牲獣の亡霊
  • 皮を剥がれた獣たち
  • 「御霊」を生むまなざし
  • 隠された「生首」
  • 「後期の仕事(レイト・ワーク)」における亡霊との対話
第3部 「総体」をめぐる想像力
  • 自己犠牲と救済
  • 救済を担う大樹
  • 聖なる窪地と亡霊たち
  • 「神」なき「祈り」の場
結論 「犠牲の森」の変容

<新聞書評>

<こちらの本も閲覧されています>