序論 より多くの真相を、より多くの移行期正義を
第1章 二二八事件の原因についての論述―一九四七年の政府と民間における叙述の比較
第2章 第二次世界大戦後の台湾の国際的地位および二二八事件前後における国際社会の視点―英米両国の公文書と世話を中心に
第3章 二二八事件における軍事的展開と鎮圧
第4章 二二八事件における県市長とその役割
第5章 二二八事件における情報機関とその役割
第6章 二二八事件のマスコミ業界への衝撃
第7章 二二八事件をめぐる「正義と和解の追求」―名誉回復運動の歴史的考察(一九八七年‐一九九七年)
第8章 歴代総統の二二八事件に対する移行期正義としての貢献(一九九八年‐二〇一九年)