第1部 過去制作の方法―出来事の構築
- 存在忘却?―二つの構築主義をめぐって
- 補論 ジェンダーと構築主義
- 「構築されざるもの」の権利?―歴史的構築主義と実在論
- 構築主義と実在論の奇妙な結婚―ジョン・サール『社会的現実の構成』を読む
- 歴史的因果の構築―ウェーバーとポパーの歴史方法論を中心に
- 行為の責任を創り上げる―シュッツ動機論からルーマンの道徳理論への展開
- 「自由な人格」の制作方法―ウェーバーによる定言命法の仮言命法化
- 人間本性の構築主義と文化左翼のプロジェクト―ローティとともにローティに抗う
- 他者論のルーマン
- 社会の討議―社会的装置としての熟議
- 社会の人権―基本的人権とは社会システムにとってなにか