序章 ヨーロッパの根源を問い直す―ケルト文明とはなにか
第1章 『ガリア戦記』を越えて―古代フランスのケルト
第2章 ケルトの自然信仰―暦の知恵
第3章 動物という神々―生きとし生けるものの精霊
第4章 語りつがれてきた「ドルイド」―古代ギリシアから近代の「高貴なる野蛮人」まで
第5章 英雄と剣の生命循環―神話・伝説の深層
第6章 『ケルズの書』とケルト修道院―装飾と霊性のミクロコスモス
第7章 ケルト文化圏の伝統―旅・音楽・映画・デザイン
第8章 ケルト・リヴァイヴァル―「北方」の発見
終章 国民国家の表象