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ヴェトナム戦争研究: 「アメリカの戦争」の実相と戦争の克服 (南山大学学術叢書)

著者:藤本 博 
出版社:法律文化社
単行本:351ページ
発売日:2014-12-08
価格:7344円
分類: 世界史 
キーワード: アメリカ  戦争  克服 
ヴェトナム戦争研究: 「アメリカの戦争」の実相と戦争の克服 (南山大学学術叢書)
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 「アメリカの戦争」としてのヴェトナム戦争の実相と「ソンミ虐殺」
  • アメリカのヴェトナム軍事介入の特徴とヴェトナム民間人犠牲の実態
  • 「アメリカの戦争」の象徴としての「ソンミ虐殺」と南ヴェトナムにおける戦争の実相
第2部 アメリカ国内外における「アメリカの戦争犯罪」告発の展開とその歴史的意義―ヴェトナム戦争期における「戦争の克服」の試み(国際社会における「アメリカの戦争犯罪」告発の開始「ラッセル法廷」(ヴェトナム国際戦争犯罪法廷)とジョンソン政権の対応
米国内における「ソンミ虐殺」露見とヴェトナム帰還兵による「戦争犯罪」告発―「全米帰還兵調査会」から「冬の兵士」調査会へ
1971年半ば以降におけるVVAWによる「アメリカの戦争犯罪」告発の国際的活動の展開とニクソン政権の対応)
第3部 ヴェトナム戦争後における「ヴェトナムの記憶」と「戦争の克服」をめぐる諸相(ヴェトナム戦争後の米国におけるヴェトナム戦争の記憶―「加害」の記憶の封印・忘却と継承の相剋;「マディソン・クエーカーズ」(Madison Quakers,Inc.)プロジェクト
  • ヴェトナム民衆を対象とする「戦争の克服」と「和解・共生」
  • アメリカ・ヴェトナム両国の枠を越えた「和解・共生」への普遍的試み)
「終わりなき」ヴェトナム戦争―ヴェトナム帰還兵による「アメリカの戦争犯罪」告発の遺産と「ソンミ虐殺」をめぐる記憶継承、「マディソン・クエーカーズ」プロジェクトの今日的可能性

<新聞書評>