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無形民俗文化財が被災するということ―東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌

出版社:新泉社
単行本(ソフトカバー):318ページ
発売日:2014-01-21
価格:2700円
分類: 日本の民俗 
キーワード: 民俗  被災  東日本  大震災  地域  社会 
無形民俗文化財が被災するということ―東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌
       

<マイリスト>

<目次>

1 気仙沼・南三陸
  • その年も、「お年とり」は行われた―気仙沼市鹿折地区浪板および小々汐の年越し行事にみる「祈り」
  • 災害復興における民俗文化の役割―南三陸町歌津地区の民俗行事の再生から ほか
2 石巻・女川
  • 巨大地震で落ちなかった受験の神様と「担がれない」お神輿―石巻市北上町十三浜追波地区
  • 石巻市釜谷における年中行事の被災と復興―稲荷神社例祭と二つのオヨウカを中心に ほか
3 東松島・七ヶ浜
  • 二年遅れで復活した二〇年周期の祭礼から見えてくる現実―東松島市浜市お潮垢離行事
  • 東松島市月浜の被災民俗文化財調査からみる、民俗行事の伝承と生業の復興 ほか
4 多賀城・仙台・名取
  • 多賀城鹿踊「被災」始末―多賀城市八幡地区の来歴をふまえて
  • 「情けのイナサ」をふたたび―仙台市若林区荒浜の漁業の再興 ほか
5 岩波・山元
  • 祭礼を無理に復活させないという選択―岩沼市寺島地区の事例から
  • 「地区」と祭りの変遷―山元町八重垣神社お天王さま祭りの調査から ほか
シンポジウム記録 民俗芸能と祭礼からみた地域復興―東日本大震災にともなう被災した無形の民俗文化財調査から

<新聞書評>

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