東京大空襲で被災・清岡美知子―自分だけ助かって、どうして父と姉を助けられなかったのか。長い間の心の傷です
清岡美知子さんへの手紙―アイザワ祥子
戦場、シベリア、戦犯管理所での十六年・金子安次―結婚して子どもができてからだよ。自分がやったことを、心から悔いたのは
金子安次さんへの手紙―関口純平
ずいせん学徒看護隊に従軍・宮城巳知子―日本人は沖縄を差別したってことが、ずっと頭のなかにあるさ
宮城巳知子さんへの手紙―南茂芽育
原爆できょうだいをすべて失った・池田早苗―平和を守れるのは、生きていてこそなんですよ
池田早苗さんへの手紙―市村平
満蒙開拓団の後、中国内戦を生き抜く・山谷伸子―生き別れたあの子に会えたならば、「申し訳なかった」と言いたかった〔ほか〕