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あのとき、大川小学校で何が起きたのか

著者:池上 正樹  加藤 順子 
出版社:青志社
単行本(ソフトカバー):320ページ
発売日:2012-10-24
分類: ノンフィクション  災害  社会学概論 
キーワード: 大川  小学校   
評価 3.7   読者数 2.8
あのとき、大川小学校で何が起きたのか
       

<マイリスト>

<目次>

プロローグ 「子どもたちは、見えない魔物に殺された」
釜谷地区と大川小学校―かつて、そこにあった風景
悲劇はどのように伝えられてきたのか
開示された聞き取り調査
「避難途中に大津波」は嘘だった?
ひた隠しにされた被災状況に関する公文書の「嘘」
「校長のひと言」から生じた「人災」疑惑
破棄された聞き取り「証言メモ」
石巻市教育委員会の混乱と逡巡
元指導主事の「証言メモを捨てた理由」
実態を把握していなかった文部科学省
やっと1年5か月後に実現した文部科学大臣視察
現場検証でもうやむやにされた「51分間」
大川小学校大惨事の目撃者たち
子どもの死の意味を問い続ける遺族たち「命の言葉」
生存児童の証言―てっちゃんとおっとうの覚悟
「空白の51分」を再検証する
大川小学校のこれから―いま、ここにある風景
エピローグ「子どもたちに、ひと目会いたかった」

<池上 正樹の本>