いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

向田邦子、性を問う―『阿修羅のごとく』を読む

著者:高橋 行徳 
出版社:いそっぷ社
単行本:318ページ
発売日:2014-09
価格:1836円
キーワード: 向田  邦子   
向田邦子、性を問う―『阿修羅のごとく』を読む
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 男性に怒りをぶつける女性のドラマ
  • セックスを柱に据えて
  • 向田邦子流のドラマ作り
第2章 母親が阿修羅になる時―『阿修羅のごとく』パート1
  • 父親の浮気
  • 阿修羅とは何か
  • 子供たちの善後策
  • 「三度豆」に込めた意図
  • 漱石『虞美人草』との共通点と相違点
第3章 向田邦子のもくろみ
  • なぜふじを死なせたのか
  • 誰が主役を引き継ぐか
  • 主婦を欠いた家庭
  • ふじの置きみやげ
第4章 笑う四人姉妹―『阿修羅のごとく』パート2
  • 新しい赤いヤカン―滝子と勝又の恋
  • 姉妹の絆―咲子と滝子の和解
  • 道ならぬ恋―綱子と貞治の悲喜劇
  • 尽きない疑惑―巻子と鷹男の闘い

<新聞書評>