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脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本

著者:安達 誠司 
出版社:藤原書店
単行本:317ページ
発売日:2006-05
価格:3888円
分類: 経済史 
キーワード: デフレ  政策  転換  近代  日本 
脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 「レジーム間競争」とは何か?(基本コンセプトとしての「政策レジーム」の重要性)
第2部 近代日本のレジーム間競争
  • 政策レジーム模索の過程―明治維新から松方財政まで
  • 「金解禁」を巡る政策レジーム間競争の過程
  • 「小日本主義レジーム」によるデフレ脱出過程とその「擬似性」
  • 「大東亜共栄圏レジーム」の台頭
第3部 レジーム間競争の「場」としての通貨問題
  • 後期松方財政はなぜ、政策レジームの転換に成功したのか
  • レジーム間競争の「場」としての「金解禁論争」
  • 「“擬似”小日本主義レジーム」への転換と昭和恐慌からの脱出
  • 「大東亜共栄圏レジーム」への転換過程における通貨システム選択の失敗
第4部 「レジーム間競争」の歴史の教訓から何を学ぶか?―現代日本へのインプリケーション(「円の足枷」と平成大停滞)

<新聞書評>

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