第1章 世界中に犠牲者を生み出す現在の経済システム
- マネーゲームはなくならず、経済危機は収まらない
- 多くの人の犠牲の上で一部の人だけが儲けているアメリカ
- 資本主義の仕組みそのものを変えなければならない
第2章 「経済」をまっとうな人びとの手にとり戻すために
- 「新しい資本主義」をバングラデシュで実践
- 世界最先端技術でザンビアに輸出産業を興す
- 「一円の利益」をあげることがいかに大切で難しいか
- 「儲けること」だけが暴走したのはなぜか
第3章 何でも自分の頭で考え抜く―原丈人の原点
- 考古学との運命的な出会い
- エルサルバドルと関わってビジネスの本質を知った
- 思っていたのとは違ったアメリカのビジネススクール
- 考古学のために事業を始めた
- 小さいころから私を信じてくれた両親
- 共産主義を自分で見に行った
第4章 出たとこ勝負で道は開ける―金児昭の原点
- 出たとこ勝負で目の前のことを一生懸命やる
- すごい社長は率先垂範
- できすぎる先輩のマネはしない
- ペコペコ哲学で自分を徹底的にかわいがる
- 戦争と貧乏と長兄の「約束」
第5章 日本が進むべき道
- 何でも欧米の真似をするというのは良くない
- 排出権取引はサブプライムローン以上の問題を起こす
- 雰囲気に流されず、地道にコツコツが大事
- 日本人が世界で伍していくために必要なこと
- ITの次の時代は日本がつくる
- 日本人は公益資本主義を理解できる
- 日本には素晴らしい経営者がたくさんいた