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長寿と画家 ──巨匠たちが晩年に描いたものとは?

著者:河原 啓子 
出版社:フィルムアート社
単行本:222ページ
発売日:2019-07-26
分類: 絵画  ノンフィクション 
キーワード: 長寿  画家  巨匠 
長寿と画家  ──巨匠たちが晩年に描いたものとは?
       

<マイリスト>

<目次>

フランシスコ・デ・ゴヤ(82歳没)「おれはまだ学ぶぞ」―聾者が見つめ続けた人間の真実
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(76歳没)「太陽は神だ」―自然を描きながら人間の内面を見つめる
エドガー・ドガ(83歳没)「何も完結しなかった」―無心に取り組むことで見出した“救い”
クロード・モネ(86歳没)「絵を描くとはどうしてここまで辛いのか」―老いてなお作品と格闘
ピエール=オーギュスト・ルノワール(78歳没)「幸福の絵画よ」―ありのままの自然に従う、幸せのかたち
エドヴァルド・ムンク(80歳没)「死を自覚したい」―人間の闇と苦悩を追求したその果てに
アンリ・マティス(84歳没)「うまくいかなくても満足できる」―単純化と鮮やかさから生まれる活力
ジョルジュ・ルオー(86歳没)「神よ、我を哀れみたまえ」―自らの神を探し求め、自分らしい絵を見出す
パブロ・ピカソ(91歳没)「すべては自分自身に返ってくる」―鬼画家が最後に見せた凄絶な精神
マルク・シャガール(97歳没)「分け隔てなく、世界を一つに」―人間社会の枠組みを越え、愛を謳う
伊藤若冲(84歳没)「わが道を行く」―好きなことに没頭し、オリジナリティを獲得
葛飾北斎(88歳没)「この道の改革者になる」―息絶えるまで本物になることに専念
横山大観(89歳没)「無窮を追う精神で歩みたい」―絶えず変化する自然と生命の姿を追い求めて
熊谷守一(97歳没)「石ころ一つとでも十分暮らせる」―自然とつながり、一体となった境地に生きる
岡本太郎(84歳没)「年とともにますますひらく」―常識の対極にある感覚に本質を見出す

<新聞書評>

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