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「無理」の構造――この世の理不尽さを可視化する

著者:細谷 功 
出版社:dZERO(インプレス)
単行本(ソフトカバー):152ページ
発売日:2016-02-29
分類: ロジカル・シンキング  思想  哲学 
キーワード: 無理  構造  この世  可視化 
評価 3.8   読者数 3.0
「無理」の構造――この世の理不尽さを可視化する
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 対称性の錯覚
  • 錯覚の積み重ねと「三つの非対称性」―「善と悪」は対称か
  • 「知識」の非対称性、「思考」の非対称性―知的能力が理不尽さを生み出す ほか
第2部 時間の不可逆性
  • 気づきにくい社会や心の不可逆性―湯は冷め、振り子は止まる
  • 社会・会社の劣化の法則―「盛者必衰」の真理からは逃れられない ほか
第3部 ストックの単調増加性
  • 「微分と積分」と現実―増やすのは簡単、減らすのは困難
  • のこぎりの法則―増えだしたら止まらない ほか
第4部 「自分と他人」の非対称性
  • 宇宙と「人間の心」―「絶対的中心」があるかないか
  • コミュニケーションという幻想―「言葉の意味」の共有は難しい ほか
第5部 「見えている人と見えていない人」の非対称性
  • 決定的な非対称性―「見えていない人」には「見えている人」が見えない
  • 「全体像」という幻想―自分の視野の狭さには気づきようがない ほか

<別版>

<細谷 功の本>

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