1 近代仏教を問い直す
- 「近代仏教になる」という物語―日本近代仏教史研究の新たな視座
- 明治期の「新しい仏教」の形成と展開―仏教青年たちのユースカルチャー
- 昭和初期の「新しい仏教」をめぐる動態―伝統仏教・新興仏教・反宗教の交渉と葛藤
- 政治参加する仏教者たち―仏教の公共的役割をめぐって
- ナショナリズムと仏教の共‐構成―一九二〇年代の国柱会の社会教化活動
- 戦争は罪悪か?―二〇世紀初頭の仏教者の非戦論
- 仏教アジア主義のゆくえ―日蓮宗僧侶・高鍋日統の内蒙古布教
- 交錯する超国家主義と仏教―宗教的セクトとしての血盟団
- 反戦・反ファシズムの仏教社会運動―妹尾義郎と新興仏教青年同盟