- オスマン帝国における附庸国と「宗主権」の出現―ワラキアとモルドヴァを例として
- 主権と宗主権のあいだ―近代オスマンの国制と外交
- 宗主権と国際法と翻訳―「東方問題」から「朝鮮問題」へ
- 東西の君主号と秩序観念
- ロシアの東方進出と東アジア―対露境界問題をめぐる清朝と日本
- Diplomacyから外交へ―明治日本の「外交」観
- 日清開戦前後の日本外交と清韓宗属関係
- モンゴル「独立」をめぐる翻訳概念―自治か、独立か
- チベットの政治的地位とシムラ会議―翻訳概念の検討を中心に
- 中国における「領土」概念の形成
- 宗主権と正教会―世界総主教座の近代とオスマン・ギリシア人の歴史叙述