1 「あの世・この世」と「浄土・現世」(阿満利麿)
2 日本人の死生観と仏教(末木文美士)
3 大悲心による世界の二重化(本多弘之)
4 なぜ生まれ、老い、死ぬのか(田上太秀)
5 亡き母の国へ行きたい―日本人は死んだらどこへ行きたいと願ってきたか(三橋健)
6 この世・あの世と現生・来生―親鸞聖人の往生観に向かって(華園聰麿)
7 唯識の生死観―阿頼耶識ということ(竹村牧男)
8 死者は生きている―日本仏教の特徴(峯岸正典)
9 キリスト教における「彼岸」と「此岸」(佐藤研)
10 時間論で考える「往生と成仏」(武田定光)
11 霊魂論の現在まで(竹内整一)