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哲学者キリスト

著者:フレデリック ルノワール 
出版社:トランスビュー
単行本:357ページ
発売日:2012-06
価格:3024円
分類: キリスト教・ユダヤ教 
キーワード: 哲学者  キリスト 
哲学者キリスト
       

<マイリスト>

<目次>

序 大審問官と対面するイエス
  • 無言の接吻
  • 価値の転倒
  • キリスト教徒による痛烈なキリスト教批判
  • イエスはなぜ死んだか
  • 自らの言行不一致に目をつぶる教会 ほか
第1章 イエスの物語と歴史上のイエス
  • エルネスト・ルナンのベストセラー
  • なぜキリストは実在したといえるのか
  • 非キリスト教徒の信頼に足る証言
  • イエスの物語の本当らしさとは
  • イエスの生涯 ほか
第2章 キリストの哲学
  • 宗教とは別の二つの側面
  • キリストの教えの精神性
  • キリストが教えた普遍的な倫理
  • 人格という概念
第3章 キリスト教はいかにして誕生したか
  • イエスは新しい宗教の創造者ではない
  • ユダヤ教の革新
  • 三つの新しい象徴行為
  • イエスからキリストへ
  • 最初の教会 ほか
第4章 キリスト教社会
  • 国教となった宗教
  • 修道院の誕生
  • 教会と権力の結びつき
  • 中世ヨーロッパのキリスト教社会
  • 十字軍、異端審問、インディアンの虐殺
第5章 キリスト教ユマニスムから無神論ユマニスムへ
  • ユマニスムの意外な由来
  • ルネサンス・ユマニスムと宗教改革
  • 啓蒙時代のユマニスム
  • 無神論ユマニスム
第6章 近代世界の母胎
  • 近代世界はなぜこの時代に西洋で生まれたか
  • 進歩思想の宗教的起源
  • 批判的理性の起源
  • 現代ヨーロッパの「キリスト教的ルーツ」という問題
  • カトリック教会と近代的価値観の衝突
第7章 キリスト教の何が残されたのか
  • 神は住まいを変えた
  • 宗教多元主義と信仰内容の変化
  • 信仰上のキリスト教徒の割合
  • 文化上のキリスト教徒
  • キリスト教が染みこんだ文化 ほか
むすび サマリアの女と対面するイエス
  • 井戸水を汲むサマリアの女
  • 奇妙な出会いの場
  • 愛と自由
  • 何が真の宗教なのか
  • 集団の外的宗教から個の内的霊性へ ほか

<新聞書評>

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