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僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶

著者:佐野 眞一 
出版社:集英社インターナショナル
単行本:320ページ
発売日:2013/05/15
価格:1760円
分類: ノンフィクション  日中・太平洋戦争  日本史一般 
キーワード:     戦場  封印  沖縄戦  記憶 
評価 3.5   読者数 2.4
僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 「援護法」という欺瞞
  • 靖国問題と戦争孤児
  • 沖縄戦の心象風景
  • 犠牲者が戦闘参加者に
  • 軍用地料と遺族年金
  • ヤマントチュの怒り
  • 対馬丸事件の生存者
  • 六五年ぶりの慰霊祭
  • 沖縄と天皇の複雑な関係
第2章 孤児たちの沖縄戦
  • 難航した孤児たちへの取材
  • 「集団自決」で家族を失う
  • いまも弟を捜して
  • 祖母の腕を斬り落とす
  • いまそこにある沖縄戦の傷跡
  • 水だと思って飲んだ血
  • 晩発性PTSD
第3章 「幽歴は私の友だち」
  • 『沖縄戦新聞』の衝撃
  • 「母親に手をかけ号泣」
  • 「戦艦大和撃沈
  • 「お前たち人間か」
  • 和平工作より「国体護持」を優先
  • 伯母と二人で三八年間
  • 創価学会員になった戦争孤児
  • 頭に包帯を巻いた少女の消息
  • 孤児の世話をした元「ひめゆり」
  • 子どもたちは夜になるとしくしく泣いた
  • 足手まといの兵隊は殺す
第4章 那覇市長の怒り
  • 神から選ばれし子どもたち
  • ウルトラマンとニライカナイ
  • 沖縄戦と心の傷
  • 十キロ爆弾を担いで敵戦車に体当たり
  • 戦争の爪痕と世代間伝達
  • 沖縄県対米請求権事業協会とは
  • 「オールジャパン」対「オール沖縄」
  • 祖父も叔母も沖縄戦で死んだ
  • 沖縄は日本の植民地か?
第5章 「集団自決」の真実
  • 「集団自決」の島
  • 生き残った少年
  • 出生地は尖閣諸島
  • 「母は号泣していました」:息もできない話
  • 太陽の子
  • 逝きし世の面影

<佐野 眞一の本>