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病いの共同体: ハンセン病療養所における患者文化の生成と変容

著者:青山 陽子 
出版社:新曜社
単行本:309ページ
発売日:2014-11-13
価格:3888円
分類: 社会学概論  社会一般 
キーワード:     共同体  患者  文化  生成  変容 
病いの共同体: ハンセン病療養所における患者文化の生成と変容
       

<マイリスト>

<目次>

記憶と語りから捉える患者文化
療養所という場の位置づけ
第1部 生活の語りからみる患者文化の諸相
  • 相互扶助と統治―患者組織形成期における集団への個人の適応の側面から
  • 中間集団としての患者自治会―患者集団を代表する「生活組織」が果たす役割
  • 生活を支え合う労働―生産、分配、共有をめぐる諸相からみる共同性の意味
  • 看取りからみる多層的なネットワーク―親密圏の形成と変容
第2部 患者集団の記憶の枠に寄り添い、離れつつ語る自己
  • 療養所で子供をもつことの意味―患者たちに潜む出産のタブー意識
  • 療養所のなかの夫婦たち―異なる視点から園内結婚を聞き取る
  • ハンセン病を生きる―家族内感染者のある生の軌跡
  • 在日朝鮮・韓国人とハンセン病患者の間で―患者社会のなかの差別の表象
第3部 消えゆく患者集団の記憶の果てに
  • ハンセン病問題を捉える運動の語り―物語の移り変わりと患者集団の記憶
  • ハンセン病資料館における記憶と歴史―存在証明の場から歴史検証の場へ
下位集団における文化の創造性

<新聞書評>

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